井上鷹、田岡なつみ、吉川広夏が登場！WSLロングボードツアー第2戦 VANSダクトテープが開幕

田岡なつみ Photo WSL/Beatriz Ryder

World Surf League (WSL) Challenger Series (CS) の Vans US Open of Surfing 6日目。4～6フィートのスウェルが続くハンティントンビーチで、CS女子のRound of 16,H5〜8までが開催されベスト8が確定。その後、ロングボードツアー第2戦『Vans Duct Tape Invitational』が開幕。世界最高峰のロングボーダー達、そして日本からは井上鷹、田岡なつみ、吉川広夏が登場！メンズとウィメンズのRound 1、2が行われた。

元WSLロングボードチャンピオンがハンティントンビーチでペースをつかむ

10回のVans Duct Tape Invitational優勝者で2019 WSL Longboard Championのジャスティン・クインタル（Justin Quintal）（USA）。フロリダ州ジャクソンビル・ビーチのコンペティターは、元WSLロングボード・チャンピオンのスティーブン・ソーヤー （ZAF）らに対し、スタイリッシュなカットバックとハングテンのコンビネーションで8.67ptをスコアし試合を支配した。

ジャスティン・クインタル「あの波が来た時、完璧なノーズライド・セクションがあったので、本当にストークした。「そして、ピアにシュートして楽しかったよ。僕はどのヒートも同じように臨みます。僕にとっては良い波をキャッチすることの方が重要で、これだけの観客が見ていると、何かクールなことをしたくなるよ。」

▼ジャスティン・クインタルがピアへシュート！8.67pt 映像

ハリソン・ローチ（AUS）は、2021年のワールド・タイトルを惜しくも逃している。現在ランキング1位のローチは、テクニカルなノーズライドとレールトゥレールの素晴らしいスタイルサーフィンで total 15.66pt をスコアした。世界ランキング2位のベン・スキナー（GBR）は、ワイルドカードのトッシュ・テューダー（USA）を抑え、オープニング・ヒートを見事に1位で通過。カニエラ・スチュワート （HAW）は、Vans Duct Tape Invitationalの最初のエクセレントスコア 8.17ptをマークした。

▼本大会 最初のエクセレントスコア 8.17ptをマークしたカニエラ・スチュワート （HAW）。ピアへシュート！

また、カイ・サラス（HAW）と3度のWSLロングボード・チャンピオンであるテイラー・ジェンセン （USA）は、Round2を勝利し、敗者復活（エリミネーション・ラウンド）をスキップ。日本の井上鷹は、Round2でこのヒートのハイエストスコア6.90ptを出す。試合はクロスヒートとなり、惜しくも僅差で3位となりRound3の敗者復活ラウンドへ。

▼Round2で本ヒートのハイエストスコア6.90ptを出した井上鷹

メンズRound2 結果

3度のWSLロングボード・チャンピオン、ホノルア・ブロムフィールド（HAW）は、トレードマークのスムーズなスタイルを披露してRound2を1位通過した。ブロムフィールドは、2018年に勝利したVans Duct Tape Invitationalのステージに戻り、彼女の履歴書にハンティントンビーチでの成功を加えようとしている。

ホノルア・ブロムフィールド「ここの波はピーキーで、あらゆるところに波のピークがあるから好き。まだどこで波待ちすればいいのか分からないけど波がやってくる。しばらくハンティントンビーチでサーフィンをしていなかったので、波の特徴を掴んでいるところです。」

▼3×ワールドチャンプ ホノルア・ブロムフィールド映像

また、2021 Jeep Malibu Classic優勝者のアリス・ルモニーヌ（FRA）、クロエ・カルモン（BRA）。そして日本の田岡なつみ は、Round2を1位通でRound4へ。3×ワールドチャンプのホノルア・ブロムフィールドと対戦したピロタンこと吉川広夏は2位で、エリミネーション・ラウンドをスキップしてRound4に進出した！

ウェイメンズ Round2　結果

VANS Duct Tape Invitational