都筑有夢路と野中美波がベスト16へ進出!CS第4戦USオープン
ライター: WAVAL
都筑有夢路と野中美波がベスト16へ進出 Photo:WSL/KennyMorris
World Surf League (WSL) Challenger Series (CS) の第4戦、Vans US Open of Surfing 大会3日目は、パンピングスウェルが到着し、4~6フィートでセット8フィートがハンティントンビーチ・ピアのサウスサイドに入った。ウイメンズ Round of 64のH9からH16。Round of 32が行われ、荒れ狂うカレントと巨大なクローズアウトコンディションの中で開催された(関連記事:USオープン初日最高得点で勝利した五十嵐カノア 勝利後インタビュー)。
都筑有夢路と野中美波がベスト16へ
Amuro Tsuzuki Photo:WSL/KennyMorris
初戦Round of 64 を勝ち上がった日本の都筑有夢路(つづきあむろ)。次のRound of 32では開始早々、バックハンドでミドルの波を掴んで4.83ptをスコアし先制し1位に。その後は2本目の波に乗れず3位に後退するが、残り4:30で小波を掴み3.13ptを出し見事1位通過。2×USオープンチャンピオンのコートニー・コンローグ’を抑えベスト16へ進出した。
初戦Round of 64 を勝ち上がった野中美波。次のRound of 32は終始僅差の攻防に。3位の位置から、残り4分から難しい波に体制を崩しながらも堪え3発入れる波をスコアし、大逆転で2位通過を果たした。
Minami Nonaka Photo:WSL/KennyMorris
前田マヒナはスター揃いのヒートで敗退
Round of 32では、2度のプロジュニアイベントで優勝を誇るCTエリートのキャロライン・マークス (USA)、2012年のUSオープン優勝者でワールドタイトル候補のレイキー・ピーターソン(USA)、2022年CTルーキーのモリー・ピックラム、2021年東京オリンピック出場の前田マヒナ(JPN)というスター揃いの戦いとなった。
キャロライン・マークスは強烈なフォアハンドを繰り出し、エクセレント8.50ptと14.33ptをスコアし1位通過。
Caroline Marks Photo:WSL/KennyMorris
モリー・ピクラムは午後のパンピングコンディションの中、マッシブなワンターンで7.90ptをスコアしレイキー・ピーターソンと前田マヒナを抑え2位通過。
Molly Picklum Photo:WSL/KennyMorris
モリー・ピックラム「彼女達と対戦するのは、本当に楽しかったです。「キャロライン・マークスと歩いている時におしゃべりしていたんだけど、彼女達と競い合うのはいつも楽しいの。彼女たちは本当にサーフィンが上手くて、自分のサーフィンを次のレベルへと押し上げてくれる。あのような波でタフなヒートを乗り切れたことに、ただただストークしています」。
日本人でメンズ初戦を勝ち上がっているのは五十嵐カノア、上山キアヌ、村上舜、脇田泰地。稲葉玲王、大原洋人は僅差で初戦敗退。ウィメンズは都筑有夢路と野中美波がベスト16に進出。黒川日菜子、脇田紗良が初戦敗退。前田マヒナと松永莉奈は、初戦を勝ち進むも次のベスト32で敗退している。
次のウィメンズベスト16では都筑有夢路と野中美波が対戦する。
Day3 ハイライト
WSL CS #04 VANS US Open of Surfing
Men’s / Women’s
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