AUS出身のジャック・ロビンソンとイザベラ・ニコラスが優勝!CT第5戦『Margaret River Pro』

ライター: WAVAL

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AUS出身のジャック・ロビンソンとイザベラ・ニコラスが優勝
Photo by Matt Dunbar/WSL

西オーストラリア州マーガレットリバー で開催された、ミッドシーズン・カット前の最終戦 WSL CT第5戦『Margaret River Pro(マーガレット・リバー・プロ)』。イザベラ・ニコルズ(AUS)とジャック・ロビンソン(AUS)というオーストラリア出身の2人の優勝で幕を閉じた。CTルーキーのガブリエラ・ブライアン(HAW)と2×WSLチャンピオン ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は、メインブレイクの8〜10フィートの波で、素晴らしいパフォーマンスを披露し準優勝。

ジャック・ロビンソン2回目のCT優勝!世界ランキング3位に浮上

ジャック・ロビンソンは、優勝候補のジョン・ジョン・フローレンスを破り、30年以上ぶりに西オーストラリアサーファーがマーガレッド・リバー・プロで優勝した。前回のRip Curl Pro Bells Beachで同率3位となったロビンソンは、勝利だけを念頭に置きホームでのイベントに臨み、本日はバロン・マミヤ(HAW)、ジョーディ・スミス(ZAF)、イーサン・ユーイング(AUS)を抑え、ファイナルではジョンジョン・フローレンスといった厳しい競合達とのマッチアップ。ファイナルでロビンソンは、レールとエアリアルを組み合わせた素晴らしいサーフィンを披露しツアー2年目にしてCT2勝目。この地元優勝で世界ランキング3位に浮上した。

ジャック・ロビンソン「何度もここで優勝を逃してきたから、この優勝は本当に嬉しい。みんなに支えられて、この場にいれることを実感している。長い間 家にいなかったけど、この土地に戻り、この場所を尊重できることを嬉しく思う。試合中はずっと平常心でいようと努めてきたよ。僕は浮き沈みが激しいので、とにかく平常心でいたかった。ジョンとヒートを共にできたことは本当に特別なこと。これまで1対1で戦ったことはなかったけれど、彼はいつも僕の能力を最大限に引き出してくれるから、彼とあの瞬間を味わえたのは良かったよ。長い道のりなので、今は今を楽しんで、次のGランドに焦点を移したいと思っている。」

ファイナルはかなりハイレベルな戦いに。このパワフルな波でお互い多彩な技を繰り出していた。

イザベラ・ニコラスがCT初優勝

イザベラ・ニコラスはこの優勝によりCT初優勝となっただけでなく、ミッドシーズンカットを逃れ2022年CT後半戦残留を決定。世界ランクも一気に4位にジャンプアップした。イザベラ・ニコラス「ずっと夢見てきたことなので、まだ実感が沸かないわ。これほど素晴らしい気分は、世界中どこにも無い。つい昨日までツアー落ちの事を考えていたのに、今はWSLファイナル5出場に目標が変わったわ。関わってくれた全ての人に感謝したい。」

Isabella Nichols vs Gabriela Bryan | Final

マシュー・マクギリブレイがメイド・ザ・カット!

ラウンド・オブ16では、マシュー・マクギリブレイ(ZAF)がサミュエル・プポ(BRA)を下した事でミッドシーズンカットラインをクリアし、22人最後の1人に決定。これによりオーストラリアのCTベテランサーファー、オーウェン・ライト(AUS)はカットされ、今年の後半はチャレンジャー・シリーズに出場することとなった。

オーストラリアンレグを終え、次のCTイベントはインドネシアのジャワ島東部のGランドが、5月28日~6月6日で開催となります!

Highlights ファイナルデイ

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