オールラウンドな才能を持つ新星ブラジリアンサーファー、ルーカス・シルヴェイラのフリーサーフ

ライター: Jay2015年03月18日更新

サーフ界を席巻しているブラジリアンサーファーの特徴といえば、やはりお家芸エアリアル。ブラジリアン特有のバネを活かしその長所を磨き、華麗なエアリアルサーフィンで魅了し続けています。

しかし、これまでエアリアルの採点がかなり高まっていた事に対し採点基準が見直され、エアリアルサーフィンの裏で影を潜めていたカービングなどオールドスクールたるパワーサーフィンも再び評価されるようになり、よりオールラウンドな能力が求められるようになりました。

そこで、もともとエアリアルに自信があり更にオールラウンドな能力を身につけた2014年世界王者ガブリエル・メディーナをはじめ2015年ツアー初戦を優勝で飾ったフィリペ・トレドなど総合力の高いブラジリアンサーファーが活躍を見せています。クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト 2015のセミファイナルに残った4人のうち3人がブラジリアンと、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

そして現在、更に楽しみな逸材が徐々にヴェールを脱ぎつつあります。

Lucas Silveiraさん(@lsilveira96)が投稿した写真 – 2014 12月 18 12:42午前 PST

彼の名はルーカス・シルヴェイラ、南米のジュニアツアーをまわりながら、QSイベントも戦うハードワークぶり、QSでは現在79位とまずまずの位置につけます。

ティーンのブラジリアンサーファーである彼のサーフィンの特徴は、エアリアルだけでなくカービングやレイドバックなどのトリッキーなワザを取り入れたオールラウンドさにあります。そのほかビッグウェーバーとしても活躍しており、若くして多くの経験を積んでいます。その精悍な顔つきには彼の経験の深さが現れておりとても18歳には見えません。

カリスマサーファーデーン・レイノルズともモロッコでセッションし、見劣りしないライディングを披露するなど実力は大人顔負け。

今後の成長が楽しみなルーカスのフリーサーフムービーを是非ご覧ください。