初のイエロージャージで新ステージへ！世界ランク1位の五十嵐カノア 9.07ptを出し快勝！ Rip Curl Pro Bells Beach 開幕

自身初のイエロージャージで快勝した五十嵐カノア Photo by Ed Sloane/WSL

本日からCT第4戦『リップカールプロ・ベルズビーチ』がオーストラリア ビクトリア州 ベルズビーチで開幕！サーフィン界で最もアイコニックなイベントの1つであるリップカールプロ・ベルズビーチも今回59回目となった。WCTで3年ぶりの開催となったベルズ。本日は波のサイズは5フィートとなる中、男子オープニングラウンド8ヒートが終了（関連記事：CT第4戦ベルズに現在世界ランク1位で挑む五十嵐カノアが心境を語る）。

五十嵐カノア「ここの波をマスターしようとするうちに大好きになったんです。」

前試合の結果で世界ランキング1位に上り詰めた日本の五十嵐カノアは、自身初のイエロージャージを着ての出場！カノアはオープニングラウンドで、ルッカ・メシナス(PERU)とタリー・ワイリー（AUS）と対戦。 Total 16.24pt（7.17pt、9.07pt）で、シングル及びトータルハイエストスコアを記録し圧勝！歴史に残る、新たなステージへと前進した。F1ドライバー角田裕毅が観戦に訪れ共にインタビューに応えた。

五十嵐カノア、コナー・オレアリー、イザベラ・ニコルズは週末にメルボルンのF1を観戦。金曜日にオレアリーとニコルズは、F1ドライバーのミック・シューマッハとサーフィンを楽しんだ。一方、五十嵐はF1で初めてオーストラリアを訪れたF1ドライバー角田裕毅を応援。今日は逆にF1ドライバー達がベルズビーチで観戦を楽しみ、カノアとオレアリーを応援した。

五十嵐カノア「あのハイスコアは本当に気持ち良かった。ベルズが懐かしく、古い友人にも会え、本当に好きな場所に戻ってこれて良かったです。この波にはツアー参加した最初の頃は苦労しましたが、この波をマスターしようとするうちに、この場所が大好きになったんです。

イエロージャージを着るのはいい気分。でも真面目な話、このジャージを着ることは名誉であり、誇りに感じる。ヒーローたちが着ているのを見て来たし、自分が正しいことをやっているんだと確信しました。とはいえ、まだ1年の始まりで、やるべきことは沢山あります。今年は世界タイトルを取りたいんです！ 」

11×世界チャンピオン、ケリー・スレータ30年目のベルズ

11×世界チャンピオン、ケリー・スレーターは、オーウェン・ライト（AUS）、ナット・ヤング（USA）と対戦。オープニングウェーブで7.17ptとこのヒートの最高スコアをマーク。オーウェン・ライトが得意のバックハンドでスコアを出し1位。ケリーは2位でネクストラウンドへ進んだ。

ケリー・スレーター「ここでみんなに会えて嬉しいよ。ここ数年、みんなにとって厳しい日々が続いたけど、みんなここにいて幸せそうに笑っているし、ちょっとした波もあって、いい感じだよね。私はベルズ 今年30年目。最初の大会は1992年だったけど、その時はトム・カレンに敗れて31位で終わったよ。でも戻ってこれて本当に嬉しいですね。」

 

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ミック・ファニングは敗者復活ラウンドへ

CTルーキーのサミュエル・プポ（BRA）は、オープニングラウンド H5で、ベルズで4回優勝している、ワイルドカード出場のミック・ファニング（AUS）とフィリペ・トレド（BRA）に勝利。プポはビッグバンでヒートをスタートしオープニングウェイブで7.50ptをポストしその後すぐにバックアップをスコア。同じブラジルのフィリペ・トレドと一緒にRound32に進み、ミック・ファニングは敗者復活ラウンドに降格した。

その他の主な結果は以下公式HPよりどうぞ！

Rip Curl Pro Bells Beach. M
Rip Curl Pro Bells Beach. W