五十嵐カノアがベスト16へ！世界ランク暫定1位に『CT第3戦ポルトガル』3日目 ハイライト映像

五十嵐カノア Photo by Thiago Diz/WSL

ポルトガル西部、ペニシェ”スーパーチューボス”で開催中のWSL CT第3戦『MEO Pro Portugal – Presented By Rip Curl』3日目。時間と共に、風や潮の満ち引きによりコンディションが大きく変化するトリッキーなポイント。初戦のハワイレグとは異なり、ルーキーや地元ワイルドカードよりも、経験値の高いベテラン選手が活躍。本日は男子Round of 32 の H9までと、女子Round of 16 を開催（関連記事：世界ランク2位の五十嵐カノアが1位でRound2進出！背中には大阪なおみ『CT第3戦ポルトガル』2日目）。

五十嵐カノアがベスト16へ！暫定世界ランク1位に

好調の五十嵐カノアはRound of 32 で、ワイルドカードのジャスティン・ビクレット(FRA)を終始リードして手堅く勝利し、ベスト16に進出！世界ランキング1位のバロン・マミヤがジョディ・スミスに敗退したことでカノアが暫定世界ランク1位に。

 

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世界ランキング1位 バロン・マミヤが敗れる

世界ランキング1位のバロン・マミヤが経験値で勝るジョディ・スミスに敗退。残されたRound of 32 の試合では僅差で並ぶ、カノアと同率世界ランク2位のセスモニーツ、4位のカイオ・イベリ、5位のケリー・スレーターの試合に注目。セス・モニーツはジャクソン・ベーカーと。ケリー・スレーターとカイオ・イベリは直接対決となります。

今回イエロージャージを着たバロン・マミヤ「波が少し難しくて、何度かエアーにトライしたけど着地が上手くいきませんでした。今回イエロージャージを着れて嬉しかったです。年初はツアーメンバーではなかったので、CT出場できただけでも非常に大きなプラスでした。サンセットの後、こうなるなんて思いもしなかったし、ポルトガル戦に出場するとなって、どうしていいかわからなかった。この場は全てのサーファーにとっての夢だから、こんな経験ができて次に生かせて最高です。」

第3戦開始前の世界ランキング

フィリペ・トレドがハイエストスコアを記録

トリッキーコンディションを得意とするブラジルのフィリペ・トレドが Round of 32で、本日のシングル・ハイエストスコア7.77ptとトータル・ハイエストスコア15.44ptを記録しオーウェン・ライト（AUS）に勝利。得意とは言えないハワイでは良いスタートを切ることができなかったが今回ベスト16に進出。これから益々調子が上がって行きそうです。

フィリペ・トレド「とてもリッパブルな波で、パフォーマンスが出せて良かった。最後にオーウェンと対戦したのがいつか覚えていないけど、彼と対戦できるときはいつも光栄に感じます。オーウェンは好きなサーファーの1人なので対戦は楽しかったし、結果も思い通りになって良かった。今日はエアーセクションを探し、2つも確実なスコアを入れることが出来た。早々にオーウェンの見せ場を無くす作戦を考えていたけど、それが上手く行きました。」

 

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ウィメンズはルーキーや地元ワイルドカードが活躍した初戦のハワイレグとは異なり、ベスト8に残ったのはルーキーはインディア・ロビンソン(AUS)のみ。トリッキーで難易度の高いスーパーチューボスということで、経験値の高いベテラン勢が優位に進めている。

CT第3戦 ポルトガル3日目 大会ハイライト

明日以降、世界ランキング1位が着る事になるイエロージャージに最も近い五十嵐カノアに注目です。結果詳細は以下WSL公式HPよりどうぞ
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