スンバワ島に子供達を笑顔にする夢のスケートパークが完成!想いを叶えた女子中学生の挑戦
ライター: AKIKO
「ゴールをずっと見ていると進んでいない気がしましたが、一歩下がって全体を見るとスタートからは凄く良くなっているのに気付きました。」
インドネシア スンバワ島はバリ島から飛行機で1時間の所にあり、レイキーは世界的にも有名なサーフスポット。しかしコロナの影響で旅行客は激減し、多くの人が収入源を断たれ、学校に通えない子供達もいます。そんなスンバワの子供達に希望の光となる様なスケートパークを作りたい!と女子中学生のLana(ラナ)さんによってクラウドファンディングが2020年12月に開始され、見事に目標金額を上回る資金が集まり、目標を達成!(クラウドファウンディング挑戦を決心するまでの経緯:自らの手でスンバワ島にスケートパークを作り始めた子供達。夢を叶えたいと願う女子中学生の挑戦)
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ラナさんは日本で生まれ、1歳の時にバリ島へ移住。現在バリ島のインターナショナルスクールに通う14歳の中学生。コロナ禍で学校がオンラインに切り替わった事から家族でスンバワ島に滞在。レイキーには子供が遊ぶ公園などはなく、ボコボコの道でたったひとつの壊れたスケートボードを交代で使いながら遊んでいます。そんなローカルの友達を見て、何か楽しい、学びながら遊べる所を作ってあげたいと思ったのがスケートパークを作りたいと思ったきっかけ。
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プロジェクトを進めた1年間のうちスケートーパークの工事が2ヶ月。その間、クラウドファンディングのリターンの発送、スケートパークを作る会社との契約。インドネシアのロックダウン、雨季で工事が思うように進まない、スケートパークのビルダー達のワクチン接種、工事期間のビルダー達が生活する小屋の設置。当初予定していたビーチフロントから山側の土地への変更、井戸を掘っても水が出ない…。プロジェクトの最初から最後まで、色々な問題や大変な事があったそう。
ラナ「スケートパークが出来上がって一番嬉しいのは、子供達みんながスケートパークを見た時の顔、スケートをしてみて滑った時の嬉しそうな顔を見て、プロジェクトをやって本当に良かったと思います。笑顔を見ると今まで頑張って本当に良かったと思います。」
当初のプロジェクトの想い「スンバワの子供達に希望の光となる様なスケートパークを作りたい!」を見事叶えたらなさん。
おめでとうございます!以下、クラウドファンディング『夢のスケートパークが完成しました!』からの転載となります。
夢のスケートパークが完成しました!
「スケートパークが無事に完成しました!!
らなはスケートパークができあがった嬉しさ、サポートや応援をしてくれた人達への感謝などの気持ちでいっぱいです!」
「このスケートパークプロジェクトのおかげで世界中の色々な人と一緒に会って一緒に協力してもらったりして、仲間がいっぱいいっぱい増えました。スケートパークのプロセスはいいことや、楽しいこと、大変なこと、嫌になること、毎日問題のある中、一つ一つ解決しながら、プロジェクトを進めた一年間とスケートパークの工事をした2ヶ月間を過ごしてきました。毎日着々と進んでいっているのをみてworker達と喜んだり、問題があってすごく大変だったり、色々な思い出と出会いが増えた一年間でした。
一つ学んだことは、みんな、一人ずつ応援やサポートしてくれて、どんな時も少しずつ最後まで進んで諦めないでいくと、本当に大きな夢は叶うってことです。雨季の真っ最中だったのも理由で色々大変でした。例えば、雨で道が滑って通れなかったり、コンクリートとができなかったり、土が流れていってスケートパークが傾いたり、夜中まで働いてる間に泥棒に入られたり、いつも大変でした。
ゴールをずっとみているとすごく遅かったり、進んでいない気がしましたが、一歩下がってプロジェクト全体を見るとスタートからはすごく良くなっているのに気づきました。毎日少しずつ進んで夢に近づいていくのを活動報告やメールインスタなどでみんなと一緒に経験をシェアできてすごく嬉しいです。」
「スケートパークが完成した日から毎日、子供たちがみんな喜んで、朝から暗くなるまでずうっとスケートしています。
毎日毎日子供達は喜んでスケートをして、どんどん上手になっていっています。
SNSで広まって、レイキーだけではなく、ドンプーやビマやロンボクから滑りに来た人もいます。空港から来たサーファーがスケートボードを持ってきているのも見ました。みんながすごくすごく喜んでスケートしてくれているのを見ると頑張って本当によかったと思います。子供達にも大人の人にも外人の人達にもみんなに毎日、ありがとう、ありがとうと言われます。このありがとうはサポートしてくれたみんなの為だと思います。」
「まだ何にもなくて、何にもわかってなかったらなとスケートパークに、たくさんサポートしてくれて、信じてくれて、いっぱい応援してくれて、本当に、本当にありがとうございました!!」
「まだまだやらなければいけない事が沢山あります。これからもがんばるのでSalty Wheel を応援宜しくお願いします!」
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
AKIKO
酒とサーフィンとトリップをこよなく愛する二児の母&主婦。ママになってからの方がサーフィン熱が上がってます。センスも技術もないけど波運だけはあります。
・blog: https://ryoshiyome.com/
・Instagram: @akikoba5884