40代以降の女性サーファーがサーフィンを楽しく続ける為の2つのコツ
ライター: AKIKO
年々多くの女性がサーフィンを楽しむようになり、40歳〜50歳代からサーフィンを始める女性も増えているそう。その年代の女性がサーフィンを始めたり、続けるにはどうすればよいのか。更年期にサーフィンを楽しむ為には?何に気を付ければ良いのか?について解説している、スポーツ生理学者で女性の為のトレーニングプログラム「the female surfer」の創設者キャンディスさんの記事を日本語訳にてご紹介します。
【Index】
1.サーフィンを楽しく続けるコツ
・ホルモンサイクルの理解/自分自身を知るチャンス
・トレーニング
2.自然を受け入れるのと同様に、女性としての自分の変化を受け入れる
1.40代以上女性がサーフィンを楽しく続けるコツ
・ホルモンサイクルの理解/自分自身を知るチャンス
女性にとって自分のホルモンサイクルを理解する事はとても重要。更年期になると女性はエストロゲンが減少します。エストロゲンの主な役割は、神経系の保護・筋肉の強化・体温や体重の調節・骨を強く保つなど。エストロゲンの減少やホルモンバランスの乱れにより、大人になってからのニキビ・突然の頭痛・睡眠障害、月経前の症状の悪化、予期せぬ体重増加、うつ症状などの更年期障害が起こります。45歳~55歳の女性の身体は大きく変化する時期で、自分の身体が別人のように感じるかもしれませんが、心配する必要はありません。この時期は自分自身をよりよく知る絶好のチャンスなのです。
なぜかサーフィンの調子が悪かったり、気分が乗らなかったり、不安になったり怒りっぽくなったりするのはホルモンが影響している事があります。男女間の違いと自分のホルモンサイクルを理解することで、自分を卑下するのではなく感謝の気持ちでサーフィンする事ができるようになります。女性は時に自分自身に厳しくしてしまう事がありますが、自分で自分のチアリーダーになってあげましょう!40代になるとそれが上手にできるようになってくるのです。
・トレーニング
女性の40代となると年齢を追うごとに筋力は徐々に低下していきますが、トレーニングを行うことで筋力と運動機能はまだまだ向上して行きます。ここでは効果的なサーフィンの為のトレーニングを紹介します。
【テイクオフに効果的なスクワット】
スクワットは骨盤の安定と股関節の可動性、特にテイクオフに素晴らしい効果を発揮します。腰と骨盤を安定させて動かす事がポイントです。
【テイクオフやドルフィンスルーのトレーニングの腕立て伏せ】
ただやみくもに床で腕立て伏せでトレーニングをするのではなく、肩甲骨を安定させて正しいフォームで行ってみてください。肩甲骨の安定は負荷を和らげプッシュの力を高めてくれます。
【とにかくサーフィン】
サーフィンの良いところは、楽しいので運動をしているという感覚がないところです。友達と一緒に海に入れば楽しさもモチベーションもさらにアップ。海が空いていれば、1Rに何本の波に乗りたいかを目標にして入るのもトレーニング強化に繋がります。
2.自然を受け入れるのと同様に、女性としての自分の変化を受け入れる
40代50代で定期的な運動をしていると、閉経後の心臓病や糖尿病になるリスクを減らすことができます。またビタミンDの摂取量を増やし、快感ホルモンを増やすことができます。これは、更年期障害による不安やうつの症状の軽減に貢献します。サーフィンは素晴らしいスポーツ。自由、冒険、喜び、遊び心、力強さ、この気持ちを感じられるこれ以上のスポーツはありません。海や自然を受け入れるのと同じように、女性としてのあなたの変化を受け入れて下さい。年齢に関係なく、海はいつでもそこにあり、サーフィンという選択肢もあるのです。
参考記事元:How To Start and Keep Surfing in Your 40s or Later
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
AKIKO
酒とサーフィンとトリップをこよなく愛する二児の母&主婦。ママになってからの方がサーフィン熱が上がってます。センスも技術もないけど波運だけはあります。
・blog: https://ryoshiyome.com/
・Instagram: @akikoba5884