【WCT第1戦】クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト開幕、ラウンド1ハイライト
ライター: Jay
世界最高峰のサーファーたちによって争われるWCTの第1戦となるクイックシルバー・プロ・ゴールドコーストが開幕。出場選手は、34名の男性ツアーサーファーこれに加え、2名のワイルドカード(トライアル優勝者+スポンサー推薦)が参加します。
大会に先立って開催されたトライアルでは、男子部門ではアラナ・ブランチャードのボーイフレンドとしても知られる若手イケメンサーファー、ジャック・フリーストーンが優勝しワイルドカード枠で出場。また男子スポンサー推薦枠には、プロとしてはもちろんフリーサーファーとして世界中の人々を魅了しているデーン・レイノルズ(Dane Reynolds)が選出されワイルドカード枠での出場となりました。
ラウンド1の注目は前年度王者ガブリエル・メディーナ。そして惜しくも栄冠を逃した昨年準優勝のミック・ファニングやサーファーポールアワード2014年1位ジョン・ジョン・フローレンスといった実力伯仲の猛者たち。
ガブリエルは王者たるライディングを披露、ラウンド1最高得点となる18.30点を記録し圧倒的な存在感を見せつけました。ジョン・ジョンは今大会最初の9点ライドを記録し順調にラウンド3へと駒を進めます。
また2年ぶりのツアー参加となるダスティ・ペインはWave2で9.67点と高得点のライディングを魅せました。
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一方、ケリー・スレーターやミック・ファニングといった昨季の上位サーファーがラウンド1で敗退し、ラウンド2での戦いが強いられるなど波乱の一幕も。そんな中ラウンド1敗退組の中で目を見張ったのが、ガブリエルと同組になった同郷ブラジルの良きライバル、ウィゴリー・ダンタス。王者を前にラウンド1を落としてはしまいますが、16.93点とラウンド1突破してもおかしくない結果を残すなど、ラウンド2突破に期待が寄せられます。
同大会の女子部門であるロキシー・プロ・ゴールドコーストには17名のツアーサーファーと1名のワイルドカードが参加。ワイルドカードに選ばれたのはトライアルで優勝した、ブロンテ・マコーレー。かつてワールドツアーで3位という輝かしい成績を残した名サーファー、デイブ・マコーレーの娘で、まだ21歳の将来有望な若手ウィメンズサーファーです。
ツアー連覇の期待がかかる女王ステファニー・ギルモアは8点台以上を出すことが出来ずラウンド1を落とします。一方4年ぶりにツアー復帰したシルバナ・リマはWave2でラウンド1最高となる9.33点を記録するなど見事なカムバックとなりました。
現在波が弱く大会はレイデイ(延期)となっており、男女ともに次なる熱戦が待ち望まれます。
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この記事を書いたライター
Jay
20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。