海上飛行するサーフボード 次世代サーフィン『フォイルサーフィン』

ライター: Jay

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まるで海上を飛行しながら高速で波を滑走しているように見える驚きのサーフィン映像。レイアード・ハミルトン(Laird Hamilton)は50歳にして最先端テクノロジーを最大限活用し、トウインサーフィンなど次世代のサーフィンスタイルを次々と切り拓いてきたレジェンドサーファー。50歳にしてビッグウェイブを乗りこなし、サーフスタイルを探求し続けるレイアードが今回、導入したサーフボードとは?

この、一見海上を飛んでいるかのように見えるコチラのサーフボードの正体は「フォイルボード」。これを用いた「フォイルサーフィン」は現在のレイアードの代名詞とも言えるサーフィンの一種。ハイドロフォイルボード(水中翼)とも言います

モーターが付いているわけではありあません。ボードの下に取り付けられたフィン状のアタッチメントが海中を進むことで揚力を生み、まるで飛行するかのようにボードが浮いているのです。そして、ボードが直接海面に触れることがないため抵抗を受けず、かなりのスピードを生み出すことが可能となっている。ビッグウェーバーの彼にとって、波の力をそのまま貰い受けスピードに転化するというこれ以上ないエキサイティングなサーフィンに大きな喜びを感じていることでしょう。

ニュージーランドで開催されるサーフィンの複合大会「アルティメット・ウォーターマン2015(Ultimate Waterman 2015)」のアンバサダーに就任した彼は、極上の大波が押し寄せるNZの名所ラグランでお得意のフォイルサーフィンをこの動画で披露してくれたというわけです。

どんなスポーツでも時代の変化とともに時代に合った新たなスタイルが生まれてきます。このフォイルサーフィンも今後のサーフスタイルに大きな影響を与えるのかもしれませんね。

レイアード・ハミルトン(Laird Hamilton)はビッグウェーブサーファーとしても知られ、数々の大波に挑んできた実績を持つ。怪物級のビッグウェーブにジェットスキーをいち早く活用し、トウインサーフィンの先駆者としてそのスタイルを確立させるなど様々なサーフスタイルに貢献してきた、まさにパイオニアと呼ぶにふさわしいレジェンドサーファーの一人です。※トウインサーフィンとは:ジェットスキーで波の速さまでスピードをつけて乗るサーフィン
以前紹介した、ギャレット・マクナマラがメルセデス・ベンツ社 特注ボードでナザレのビッグウェーブアタックしたのもこのトウインサーフィンです。

レイアードの出演しているサーフムービー『ステップ・イントゥ・リキッド(STEP INTO LIQUID)』も是非ご覧になって下さい。

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Jay

20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。