フランス領ポリネシアの非常事態宣言を受けCT最終戦タヒチプロ中止を発表

ライター: WAVAL

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フランス領ポリネシアのコロナによる非常事態宣言を受けCT最終戦タヒチプロの中止を発表

世界プロサーフィン連盟(WSL)は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)によるフランス領ポリネシアの非常事態宣言を受け、WCT最終戦タヒチプロの中止を発表した。

これにより世界ランク5位入りを目指していた五十嵐カノアは、残念ながらWSLファイナル進出を逃した。また現在進行中のメキシコ戦で5位となったコナー・コフィンは、世界ランクを8位から5位に上げ逆転でWSLファイナル進出を決めた。

1.WSLファイナル進出選手が決定

男子
ガブリエル・メディーナ(BRA)、イタロ・フェレイラ(BRA)、フィリペ・トレド(BRA)、コナー・コフィン(USA)、そしてCTルーキーのモルガン・シビリック(AUS)

女子
カリッサ・ムーア(HAW)、ジョアン・ディファイ(FRA)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、ステファニー・ギルモア(AUS)

男子は5人中3人がブラジリアンと、相変わらずブラジル強い。WSLファイナルは9月にカリフォルニアのローワー・トラッセルズで開催されます。

2.最終戦タヒチプロの中止についてのWSL コメント

WSL:「コロナウイルスの世界的パンデミックを乗り越えチャンピオンシップツアーを進行させることはWSLにとってとても難儀なことで、常にサーファー、スタッフ、および地域コミュニティの健康と安全を優先してきました。今回とても急な事で現在の健康と安全面を考えて、タヒチイベントの代替えイベントを用意する予定はありません。

これにより現在開催しているコロナオープン・メキシコは、2021年WSLチャンピオンシップツアーシーズン最後のレギュラーシーズンイベントとなります。その為、来月のワールドチャンピオンを決定するWSLファイナル(ローワー・トラッセルズで開催)に出場するWSLファイナル5が、このコロナオープン・メキシコで決定することとなりました。本日のコンテスト開始前に、サーファーにはイベントキャンセルの旨を伝えています。

WSLは、チャンピオンシップツアーとチャレンジャーシリーズの残りのシーズンを安全に完了する為、アスリートやパートナーと引き続き協力し、臨機応変に進めて行きます。WSLはサーファー、スタッフ、パートナー、ファン、そして世界中のコミュニティによる継続的なサポートに感謝しています。」 – WSL

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