125年の歴史を持つ近代オリンピックで初めてサーファーが世界トップアスリートと肩を並べ歩く / WSL 志田デイリー

ライター: Miki

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125年の歴史を持つ近代オリンピックで初めてサーファーが世界トップアスリートと肩を並べ歩く / WSL 志田デイリー

東京五輪サーフィン競技は7/25日(日)より遂に開幕!WSLより配信されたサーフィンオリンピック競技に関するWSLデイリーニュース『The Shida Daily (志田デイリー)』第5回目の内容を翻訳してお届け致します。

第4回記事:会場の巨大モニターには大原洋人。東京五輪サーフィン競技は7/25(日)より遂に開幕
第2回記事:カリッサ・ムーアが牧之原の人達へ日本語スピーチ
第1回記事:サーファー達が初めて世界トップアスリート達と肩を並べて歩く

【Index】
1.サーフィン、初のオリンピック開会式に参加
2.フレデリコ・モライス、新型コロナウイルス陽性で棄権。カルロス・ムニョスが急遽参戦!
3.オリンピックサーフィンのスケジュール
4.サーフィン金メダルへの道

1.サーフィン、初のオリンピック開会式に参加

 

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オリンピック開会式の華やかな雰囲気の中、125年の歴史を持つ近代オリンピックで初めて、サーファーが世界のトップアスリートと肩を並べて歩いた。この瞬間を世界中のサーファーが待ちわびていた。

モロッコ代表として旗手を務めたラムジ・ブキアム「開会式で自国の国旗を掲げることができて、本当に誇りに思う。アスリートにとって、国を代表してオリンピックに参加することは既に大きな意味を持つけれど、国旗を持つことは僕にとって更に大きな意味を持つ。少し緊張しているけど、同時に興奮もしている。一生に一度の経験で、一生忘れない経験になるだろう。私の子供達、そしてみんなが見る。私はモロッコの国旗を持った最初のオリンピックサーファーの1人になる。私にとっても、国にとっても、家族にとっても大きな意味があるんだ。」

他に開会式で国旗を持ったサーファーは、ペルーのダニエラ・ロサスとルッカ・メシナス、インドネシアの和井田理央。

ISA会長のフェルナンド・アゲレは、「27年間、オリンピックの波を求めてパドリングを続けてきたが、ようやくそれに乗ることができた「ついにその時が来たのだ。私たちは東京で、最初のオリンピックサーファーが海に出るのを見る準備ができている。私は笑顔を拭うことができないし、今でも少し信じられないよ。」と語った。

東京から志田下海岸の砂浜まで、その場にいたアスリートたちが体験した瞬間を紹介します。

2.フレデリコ・モライス、新型コロナウイルス陽性で棄権。カルロス・ムニョスが急遽参戦!

ポルトガルのフレデリコ・モライスが、東京オリンピック2020への出場を辞退した。本日未明にInstagramに投稿し、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを発表した。

現在、WSLチャンピオンシップツアーの世界ランキング11位のサーファーは、「これは、今まで投稿しなければならなかった中で、最も悲しい動画になりそうだ。2019年、私は新型コロナウイルスのために延期された2020年東京オリンピックの出場権を獲得した。そして今日、ウイルスのせいで私は競技に参加することも、国を代表することもできなくなった。

幸運なことに、私の人生には乗り越えなければいけない壁が今までもあり、それを一つずつ克服してきた。今回もそれと同じ。2024年のパリオリンピックに向けて、準備ができている!ポルトガルを応援している!」と投稿に綴った。

フレデリコは、ポルトガルのオリンピックチームを通じて発表されたAP通信が報じた声明の中で、「感染対策にはとても気をつけていた。1ヶ月以上前から完全に予防接種を受けていたが、結局ウイルスに感染してしまった。」と話す。彼は続けて、「体調は良いし、これから隔離をする予定だ。私はチームの一分一秒をサポートし見守るつもりだ。」と言った。

フレデリコは日本の五十嵐カノア、フランスのジェレミー・フローレス、ペルーのミゲル・トゥデラと対戦する予定だった。

そしてフレデリコ・モライスの代替えにはカルロス・ムニョスが急遽参戦!ヒート表も変更されている(日本人選手に変更は無し)。

新しいヒート表はこちら

3.オリンピックサーフィンのスケジュール

東京オリンピック2020のサーフィン競技は、日本時間7月25日から8月1日までの8日間で行われるが、最短で4日間で競技が完結。オリンピック・サーフィン・スケジュールによると、現地時間の午前7時にコールオンされる。

Surflineの公式予報では、太平洋上の強力な熱帯低気圧のおかげで、日曜日と月曜日はサイズが大きくなりそうだが、風の状態が問題になるかもしれない。週の後半には、より多くのうねりと良好な風が期待できる。

Liveはこちら→ ダブル台風が発生!東京五輪2020サーフィン競技のLive放送予定日時

4.サーフィン金メダルへの道

金メダルへの道:東京2020のフォーマットでは、全6ラウンドのサーフィンで男女各20名の選手を金メダリストに絞り込む。

ラウンド1:ラウンド1は敗者のいないノンエリミネーションラウンド。サーファーは4人づつの5つのヒートに分けられ、上位2名がラウンド3に進む。下位2名のサーファーは、ラウンド2(第1次予選)へ。

ラウンド2:ラウンド1の敗者がクレジットされるラウンド2では、5人づつの2ヒートが行われる。各ヒートの上位3名が進出し、下位2名はここで敗退。

ラウンド3:ラウンド3以降はマンオンマンとなり、選手は2人づつの8ヒートに分かれる。1位のサーファーはラウンド4行きとなり、2位は敗退。

ラウンド4(準々決勝): 2人のサーファーによる4ヒート制。各ヒートのトップサーファーが進出。2位のサーファーは敗退。

ラウンド5(準決勝): 2人のサーファーによる2ヒート制。上位のサーファーは決勝戦へ。下位2名は銅メダル決定戦へ。

銅メダル: 2人制のヒートで、トップのサーファーが銅メダルを獲得。

金メダル ::2人制のヒートで、勝利したサーファーが金メダルを、2位のサーファーが銀メダルを獲得する。

ヒート表はこちら。選手のプロフィール:本大会に出場する全サーファーの内訳は、こちらクリックすると全40名のサーファーのプロフィール見ることができます。

Liveはこちら→ ダブル台風が発生!東京五輪2020サーフィン競技のLive放送予定日時

大原洋人「明日からオリンピックスタートします!自分の生まれ育った場所でのオリンピック自分のベスト尽くせるように頑張ります!応援よろしくお願いします!」

 

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この記事を書いたライター

Miki

元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato