相撲取りがサーフィン!熱い想いが込められたフランス国営放送の東京五輪 浮世絵アニメーションCM

ライター: SurfingKids

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2020東京オリンピックの次は、フランスで開催される2024年のパリオリンピック。こちらは現在、フランス国営放送で流れている東京オリンピックのアニメーションCM。相撲取りがサーフィンから始まり、スケートボード、ロッククライミング、陸上競技、バスケットボール、さらには棒高跳びというオリンピック競技をしながら浮世絵の中を駆け抜け、最後にスタジアムの真ん中にたどり着く。力士が挑む各場面では以下のメッセージが記載されており、そんな熱い想いも込められた深みのあるCMとなっている。

メッセージ全文

「ある夏の朝、日出づる国、心を静め、いざ行かん」

「挑むは、均衡を保ち、常に集中、嵐の中を、翔び立つため、逆風にも屈せず、波瀾の道、危険をも顧みず、何度でも立ち上がる、不屈の精神、運気を掴め、全身全霊で、力の限り、負けを認めず、さらなる高みへ、掻き乱せ、疾風の如く、油断は大敵、万全の体制で、好機を逃さず、勝利を掴むため、弾みをつけ、昇り詰めろ、解き放て、前人未到の領域へ、その日のために」

SNS上では「海外から見た日本。日本人が作るよりも特徴を上手く捉えている」「日本へのリスペクトも感じるし素晴らしい」など称賛の声が多く上がっている。

このクリエイティブキャンペーンはイラストレーター、ステファン・ルヴァロワ氏によるもので、彼は日本の芸術、特に葛飾北斎の絵に影響を受けたという。以下フランスのマーケティングエージェンシー『MullenLowe France』のYoutube(外部リンク)から御覧ください>>

https://www.youtube.com/watch?v=KjLfqX-gXZ0


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この記事を書いたライター

SurfingKids

AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。