牛越峰統プロによるサーフィンの基本『チェックターン』3つのポイント

ライター: AKIKO

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牛越峰統
2003年JPSAグランドチャンピオン牛越峰統プロ

テイクオフしてロングライド、アップス&ダウンができるようになったら次は板を当て込んだりとアクションも入れてみたくなりますね。レール トゥー レール、チェックターン、波のボトムとトップを余す所なく使うといったサーフィンの基本を分かり易く説明してくれる、2003年JPSAグランドチャンピオン牛越峰統プロにレクチャーして頂きました。

【Index】

牛越峰統プロのサーフィンHow to『チェックターン3つのポイント』
1.ボトムターンで加速を付ける
2.ゆっくり長く踏み込むレールワーク
3.胸を張り体の軸をブラさない

サーフィン教科書アプリ『モバレク』の活用

牛越峰統プロのサーフィンHow to『チェックターン3つのポイント』

チェックターンとは、次のアクションやマニューバーの前に行う、スピードやタイミングを取る為のターンの事。今回はフロントサイドのチェックターンの解説となります。

牛越峰統

1.ボトムターンで加速を付ける

波に乗っている時は、波のブレイクの前に出る(パワーゾーンにいる)事が大切。そしてスープに引っかからないようにボトムターンをしていきます。ボトムターンでは体勢を低くする事で板に重心がかかり、その反動でスピードが出ます。

2.ゆっくり長く踏み込むレールワーク

一度に強い力でキュッとクイックに動かすだけではなく、爪先側のレールをゆっくり長く踏み込むイメージで。波の状況に合わせてボトムターンの距離を図る事が大事です。レールを入れている時も低い体勢をキープします。

3.胸を張り体の軸をブラさない

腕や足は動いても、体の軸はブラさない事が大切ですが、胸を張ると軸がブレにくくなります。加速したままボードは波のトップに向かって行きますが、サーフボードのボトム面は波に密着している状態にします。波のトップでは波からボードが半分ぐらい出た所で板を返します。脊髄は真っ直ぐのまま、左肩と右肩でひねりながらノーズを岸に向けます。軸がブレないように体勢を低くしたままスピードを保ち次のセクションの準備をします。

よくある失敗例ですが、上半身と下半身が緩み過ぎるとワイプアウトに繋がります。手足はリラックスしていても、おへその下あたりに力を入れる事を意識してみて下さい。派手な技ではないチェックターンですが、レール トゥー レールというサーフボードの切り返しの基本を含む大切な動作であり、習得できればサーフィンのレベルが格段に上がります。

牛越峰統

牛越峰統プロのU4SURFは九十九里浜の1番南、太東海岸にあるサーフィンのプロショップ。サーフボードに触った事がない方から、上級者までレベルに合わせたスクールを開催しています。日本のサーフィンの中心地でもある太東海岸で、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。いつまでもサーフィンを続けられるように、全面バックアップしてくれますよ!
instagram:@u4surf

サーフィン教科書アプリ『モバレク』の活用

牛越プロのお店まで遠い、なかなか海に行ける時間がない方は、牛越プロもアドバイザーとして登場するモバレクをチェックしてみて下さい(関連記事:プロサーファー達が教える世界初のサーフィン教科書アプリ『モバレク』登場!)。今回ポイントを教えてもらったフロントサイドチェックターンの教科書動画もあります。レベルに合わせた動画を繰り返し見る事ができ、自分のスタンスに合わせたミラーリングも完備。YouTube無料オンラインセミナーもあり、上手くなる為のヒントやすぐ海で試せるポイントが沢山聞けます。

牛越プロ「イメトレや動画を見る事は、サーフィンの上達にとても有効です。かっこいいサーファーや、こういうサーフィンしたいと思う人を見つけ、自分の中にどんどんインプットして行って下さい。良いイメージが沢山自分の中に出来れば、それが実際のサーフィンに生かされますよ!」


モバレクの質問コーナーの回答がとても分かり易かったので是非お話を聞いてみたいと思った牛越プロ。ひとつひとつ丁寧に解説してくれ、サーフィンを楽しむ事、向上心を忘れないポジティブな姿勢が印象的でした!



"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

AKIKO

酒とサーフィンとトリップをこよなく愛する二児の母&主婦。ママになってからの方がサーフィン熱が上がってます。センスも技術もないけど波運だけはあります。
・blog: https://ryoshiyome.com/
・Instagram: @akikoba5884