市東重明プロから学ぶサーフィン哲学10
ライター: Micky-G
市東重明プロは今、最もスタイルのあるサーファーとして大注目されているプロサーファーだ。
2014年にお台場のダイバーシティー東京に『LB/S tokyo bay』をオープンし、そしてなんと2015年、雑誌『アスリート・サファリ』(日之出出版)主催「アスリート・ドレッサー・アワード2015」も受賞している!
今回紹介するのは2012年にインタビューされたこの動画だが今観ても色褪せることなく、むしろ時代を先取りしている感さえもある。時代を先取る、市東重明プロのサーフィン感から少しでも何かを感じ取って頂けたら嬉しいかぎりだ。インタビュー動画からポイントを抜粋した”市東重明プロから学ぶ10のコト”は以下よりどうぞ!
『LAZY BOY SKILL』ブランド背景
※一部省略/編集あり
『LAZY BOY SKILL』(レイジーボーイスキル)直訳すると『怠け者の技術』
ブランドコンセプトは”楽しむためのボード” サーフィンはカルチャーであって『遊び』。自己表現のツールでありライフスタイル。『自分が気持ちいいライン取りやトリックをすればいい!』『気持ちよく、楽しめばいい』。『楽しむ』この一言につきます。うちは、よくある競技用ボードを売るスポーツ用具メーカーでなくライフスタイルを提案するブランド。取り扱うボード達は、カテゴリー的には、ミニボードやネオトランジッションボード系。これが日本の一般的な波で機能するには、最適です。そして、色々なシェイパー達とクリエイティブで楽しいボードを作っていきます。日本の波でどれだけ楽しめるか。自分の経験と感性の全てを投入して、皆さんのサーフィンライフが楽しく、ハッピーになれる道具を自信をもって提供していきたいいと思います。
『 REBEL 』 プロサーファー市東重明のブログより
プロサーファー市東重明から学ぶ10のコト
海上最強.comインタビュー動画よりコメントを抜粋
1.サーフィンを始めたキッカケとプロサーファーになるために
「サーフィンを始めたキッカケは女性にモテたいから。」
「15歳から始めて22歳でプロになった。そのためにやったことは人の倍やること。海には入りっぱなしだった。」
2.苦労した技とコツ
「オフザリップに苦労した。オフザリップのコツはしっかりレールを使うこと。フラットでまわさない!やはり基本のレール・トゥー・レールが重要だ。」
3.得意技とその練習方法
「回転系の技が得意。トラックの動かない昔ながらのスケートボードで練習。体重移動のみでターンするようにすること。
その他、色んな板に乗るようにしている。ロング、ショート、トランジッション、レトロ、シングル、ツイン…板によって取るライン取り、体重配分が異なる。海では色んなターンをしないといけないので引き出しが増える。」
4.目指すターン
「スムーズに繋いで行くようなクリーンなターン。基本の体重移動が出来ていればどんな板でも乗ることができる。」
5.コンペ
「昔は大会には出場出していたけど今はあまり好きじゃない。レイジーボーイスキルのコンセプトが”楽しむ”だから自分もそうしている。サーフィンの楽しさを伝えていきたい。」
6.プロとは
「コンテスト関係なくお金が稼げてプロ。サーファーはかっこよく、スタイリッシュじゃなきゃいけない。ライフスタイルがサーファーでないといけない。それらを磨くために、色んなものに触れて感性を高めることが必要だ。」
7.感性を高めるためにやっていること
「自分はアートを観ること。海外はサーフカルチャーと、アート、音楽が全てリンクしている。そこをひっくるめてサーフカルチャーとなっている。日本はスポーツとして捉えられていて、そこが日本に足りないところ。」
8.恋愛
「大抵のサーファーはモテたくてサーフィンを始めている。
今は男にモテている。ファンとしてです。抱けないけど(笑)」
「チャラく見られるけどそうでもない。付き合うと長いよ。」
9.ハマっているもの
「アートにハマっている。アートブースに出展したりもしている。」
10.サーフィンの魅力
「癒しであり、楽しさでありみたいな。ライフスタイルの一部。
夕日だったり景色だったり、波待ちしてるだけで癒される。」
「ターンが気持ちいい。」
実際のインタビュームービーはこちら▶
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
Micky-G
趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。