サーフボードシェイパー大竹勝也 『種子島でのサバイバル生活』

ライター: shinji_dog

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神奈川県横須賀市のサーフボードシェイパー「大竹 勝也氏」
種子島

第1話:ラーメン屋での独立を志望していた僕が、サーフボードシェイパーになると決めた経緯
第2話:『海外生活の苦い思い出』オーストラリア マーガレットリバー編』

第3話:サーフボードシェイパー大竹勝也『種子島でのサバイバル生活』

・トリップ先での楽しかった思い出『種子島』

大竹勝也 「それとトリップ先での楽しかった思い出は、海外では無いですが、日本の種子島へのサーフトリップでのことです。エンドレスサマーを見せてくれたサーフィン友達と、19歳の時に2人で種子島に行きました。」

「兄貴にコンビニ行ってくるから車貸してと言って車を借りて、そのまま2人で種子島に行ったんです。横須賀市から鹿児島までずっと下道で走って、鹿児島フェリー乗り場から種子島行きの貨物船に乗ることにしました。だけどフェリー乗り場で乗船できるのは車1台と運転手1人、人間2人は船には乗船できず、相棒は仕方なく車のトランクに隠れての搭乗に挑戦しました。」

・残金1,000円でサーフショップ オリジンさんにSOS

「種子島に着いた僕と友達の財布の中身は合わせて残金1,000円。どうすることもできないですよね、普通に考えて。だけどまだ若かった僕たちには、その冒険している感じがたまらなく楽しかったんです。『サーフィン = 冒険』でしたから。」

「西之表にあるサーフショップのオリジンさんにSOSを求めました。その時お店に居た大阪から種子島に移り住んでいたペペンというアニキに出会い、彼は約1ヶ月も家に泊めてくれて食料も面倒をみてくれたのです。しかし島の生活は決して楽ではありません。牛の乳しぼりの低賃金のバイトで生活を養っていたペペン。僕たちがやったのは迷惑行為です。完全に。笑」

「20歳の時に種子島に漂流した時、残金1,000円の自分を救ってくれたoriginサーフショップのイッペイさんに13年ぶりにたまたま遭遇。種子島へまた行きます!@宮崎県 木崎浜」 大竹勝也Instagramより

・島の人達に迷惑かかってるなと察し、ジャガイモ畑を手伝いに

「そんなペペンと、ローカルのアキホくんのジャガイモ畑を手伝いに行くことになりました。世間知らずの若者でもさすがに島の人達に迷惑かかってるなと察して、少しでも役に立とうと僕たちは一生懸命ジャガイモを掘りました。1週間ほど手伝った最後の日にジャガイモ工場の工場長が畑の様子を見にきました。」

・じゃがいも工場での仕事を手に入れた

「アキホくんの親から事情を聞いた工場長が、僕たちをじゃがいも工場で雇ってくれると言いに来てくれたのです。ローカルの人たちの配慮で無一文に近かった僕たちが、やっと仕事を手に入れることができました。それと同時に空いている平家まで用意してくれたのです。お金は相変わらず無かったので、工場でのお昼は食堂では食べず、みんなに隠れて車の中で相棒と一緒に1つのサバ缶を2人で分けて食べていました。」

・帰りのフェリーで最高の贅沢

「1ヵ月半じゃがいも工場で働き、島を脱出できるお金を手に入れた僕たちは、 2ヶ月半ぶりに大分から地元の湾までフェリーで帰ってきました。大分からフェリーに乗って出港した瞬間、僕たち2人は達成感に満ち溢れ、フェリーの中でその旅1番の贅沢をしたんです。それは缶ビールとツマミのサバ缶でした。笑」

「ちなみにコンビニに行くと言って借りた兄貴の車は、種子島で濡れたウェットスーツのまま車に乗っていた為、返す頃にはカビが生えてましたね 笑。兄貴本当にありがとう!」

第4話へ続く
第4話 『サーフィンから学べた事。ウィズコロナでのサーフボード作り』

Writer 水野真司 @shinji_dog
Surfboard shaper 大竹勝也 @k.o_surf_designs


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この記事を書いたライター

shinji

shinji_dog

オーストラリア、インドネシア、フィジーを旅をし、ニュージーランド北島にあるマウントマウンガヌイに移住する。永住権を取得しサーフィンライフを通してここマウントマウンガヌイをベースにニュージーランドの魅力を伝えていけたらと思います。 ニュージーランドでの日常をこちらインスタグラムにアップしていますので 是非フォロー宜しくお願い致します!!→@shinji_dog