サーフィンが人生を豊かにし人間性を磨く10の理由
ライター: Miki
サーフィンに出会って、人生観や運命までもが変わってしまった人も多いのではないでしょうか?私もその1人です。今回はサーファー、そしてこれからサーフィンを始めようかと思う人に向けて、米国メディアHuffington Post『サーフィンが人生を豊かにし人間性を磨く10の理由』というテーマの面白いコラムをご紹介します!
サーフィンが人間性を磨く10の理由
~母なる自然、そして海に境界線はない~
1.地球のことを考えるようになる
サーフィンをしていると日の出、日の入り、タイド、スウェルなど天気や波について自然と学び理解するようになります。自分たちが住むこの地球の素晴らしさ、美しさ、逆に恐怖などを感じ、身をもって実感することができます。
2.太陽の光を浴びることで幸せになる
太陽の光を浴びることが身体に良いことはみなさんも知っての通り。アメリカでは1800万の人々が十分に太陽の光を浴びれず季節性うつ病になります。もちろん日焼け止めも忘れずに、サーフィンライフを楽しみましょう!
3.楽しみながら健康になれる
日に焼けて見た目も健康になることに加え、早起きをしたり、良い波を求めてトリップしたりとアクティブな生活を送るようになります。屋内のジムでランニングやトレーニングをしながらカロリーを消費するより海でサンライズやサンセットを見て楽しみながら、健康な身体を手に入れることができるでしょう。
4.適応能力が高くなる
競技場やスタジアムで行われる他のスポーツと異なりサーフィンは風、天気、タイドなど海の状況によって常に変化します。フットワークも軽くなりますが、サーファーは自分でも知らないうちにどんな波、コンディションにでも適応できる能力を培っているのです。
5.環境について考えるようになる
海の汚染をダイレクトに受ける、そして知ることができるのもサーファーです。キッチンの排水口に油まじりの液体を流すこと、洗剤を使いすぎることなど、自然環境に悪いことはもう出来なくなりますよね。
6.広い海、波にエネルギーが人を謙虚にする
嫌なことがあったりモヤモヤすることがあっても、海に行きサーフィンを終えた頃には頭の中がスッキリしますね。自分よりも何倍もある大きな波のエネルギーがそうさせているのかもしれないのです。海は地位やお金、性別、国籍など関係なく平等に扱ってくれます。広い海の中で多くの時間を過ごすサーフィンは、日々抱えている問題や自分自身は小さいことだと気づかせてくれます。
7.コミュニティへの理解が深まる
初心者サーファーも地元サーファーも、海の中で誰もが安全に平等に波に乗れるよう、サーフィンの世界では暗黙のルールが長い間存在しています。最初は周りを見る余裕もなくルールやマナーに戸惑うこともありますがローカルをリスペクトし、お互いに謙虚な気持ちを持っていればサーフィンコミュニティに打ち解けることができるでしょう。
8.あるがままを受け入れる精神を学ぶ
自然の海では自分でいい波を作り出すことはできず、上達への道のりは長いものです。忍耐、そして物事をあるがままに受け入れようとする姿勢をサーフィンを通して既に学んでいるのです。
9.新たな人生観を得る
アメリカ人プロサーファー兼シンガーのJim Whiteはサーフィンをこのように例えています。”人生の最高潮で良い波に乗るとしよう。その時点で人生の最終目的を果たすためのライドが始まる。そして波がその運命を果たすと波は次第になくなり私たちのライドは終わる。人生とサーフィンはそういう点でも似ている。“
10.普段出会うことのできない友達を作ることができる
パレスチナ問題が長い間未解決のガザ地区では、イスラエル人とパレスチナ人が一緒にサーフィンをする海があります。彼らは政治的な問題も関係なく海の中で波をシェアし、共に笑い、何年間も続く血を流す争いを脇に置き共にサーフィンを楽みます。母なる自然、そして海に境界線はないのです。
Reference
【10 reasons surfing improvise humanity】
https://www.huffingtonpost.com/zach-weisberg/
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
Miki
元外資系客室乗務員、中東に住みながら世界50カ国以上飛び回る生活を送る中、バリでサーフィンに出会い人生激変。海の近くに住み毎日サーフィンが出来る環境を求めて現在はオーストラリアに住んでいます。
・Instagram→ @eatmore.gelato