日々進化するサンスクリーン。人に海にサンゴにも優しいおすすめのオーガニック日焼け止め

ライター: BEACHIE

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日焼け止め

海や自然に良くないということは、もちろん人にも良くない成分が含まれる

サーフィン、SUPを楽しまれる方に無くてはならない日焼け止め。曇りがちな梅雨時期でも、気づいたら焼けていたなんて経験ありますよね。気象庁によると快晴と比べ、薄曇りだと80~90%、曇り60%、雨30%という紫外線量で、梅雨時期もかなりの紫外線量だということ。

そんなわけでマストハブなサンスクリーン(日焼け止め)なのですが、ハワイ、パラオ、ボルネオetc、海外ではサンゴ礁・海洋生物に及ぼす重大な有害影響があるとして販売・流通が禁止される成分が指定され「Reef Safe/Reef Friendly」と表記されたものへとアップデートが進んでいます。自然保護ばかりがうたわれがちですが『海・自然に良くない』ということはもちろん『人にも良くない成分が含まれるということ。日焼け止めに含まれる化学物質は数時間で体内に吸収される」とする研究も発表されています(米国食品医薬品局FDA)。

サンゴにもお肌にも問題が懸念されるのは、“Endocrine disruptors(内分泌かく乱物質)“ といわれる、体内のホルモンの働きをかく乱して様々な有害影響を及ぼす「環境ホルモン」の疑いがある成分。アメリカでは今年、これまで承認済の紫外線防御材16種の再審査が要請され、現時点では数種(酸化亜鉛、二酸化チタン)しか、安全性と効果が確認されたものはなく(ただ鉱物の採掘もまた別の環境問題を引き起こすのではありますが)、審査のデッドラインである11月には、マーケットを取り巻く状況はかなり変わることになるかもしれません。

人に海にサンゴにも優しいおすすめ『サンスクリーン 日焼け止め』を3つご紹介

科学の進歩により日々進化する日焼け止め事情・・・。自然環境はもちろんのこと、ご自分、ご家族、お子さまなどを守るべきは身近なところから。常にアンテナを張って情報収集していくことがお勧めです。そんな中、今年おすすめなオーガニックなサンスクリーンをご紹介します!

1.moani organics (モアニ・オーガニクス)

100%天然由来成分、植物原料の95%が有機栽培、メイドインジャパンの安心感!

詳細は:オーガニック認証された天然成分99%『モアニ・オーガニクス モイスチャークリーム & ローション』新発売
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2.MANDA Organic Sun Paste & Sun Crème (マンダ・オーガニック)

フリーサーファー・映像クリエーター、Cyrus Sutton(サイラス・サットン)が設立したカリフォルニア発“MANDA オーガニクス”。ミャンマーで昔から使われている自然成分“TANAKA”を使用したペーストタイプは「使ってみて調子が良い」というサーファー間の口コミで広がったよう。アクティブスポーツ向きですが、手に取ると重さは感じず、さらっとしたテクスチャーで使い勝手が良さそうです。バンブーやサトウキビという植物ベースのパッケージングは100%リサイクル可能、そういったマインドも未来志向なブランドです。クリームタイプは今年から日本展開。


https://kimmyzinc.com/

3.Le Tan(ル・タン)

オゾン層破壊の影響で強い紫外線にさらされている、オーストラリアで1977年誕生の『ル・タン』。今年4月に日本初上陸し話題に。優れた紫外線カット能力、環境やお肌に優しい成分、そしてビーチ気分を盛り上げるフレーバーとパッケージも魅力。マンゴーフレーバーを愛用していますが、肌へのなじみも良く、良い香りのボディクリームを塗っている気分で使えます。125mlのパッケージは薄型で、女性のバッグにも忍ばせやすく便利です。

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https://www.farmacia.jp/le-tan

紫外線対策のみならず、海にも人にも優しい・・・。そんなWAVAL読者さん視線で、お気に入りのサンスクリーンをセレクトしてみてはいかがでしょうか。
Let’s ENJOY on the water!



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この記事を書いたライター

BEACHIE

湘南生まれ。海の近くに生まれたものの、海嫌い・・・大人になり、SUPとの出会いで、今では、何よりも海とSUPが好き。自身でもファンレースを楽しむと共に、海外SUPレーサーマニア。SUPの楽しみ方、カルチャー、そして国内外のレース、海外選手の魅力など、お伝えできればと思います!
・Instagram→@chietsuboi1106
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