何度も観たくなる傑作サーフィン映画『ワン カリフォルニアデイ』

ジョエル・チューダー

サーフィンの歴史に関心の目を向けながら未来を見据える…

『ワン カリフォルニアデイ(One California Day)』は1度観たら何度も観たくなるであろうおすすめのサーフィン映画だ。サーフィン初心者から上級者、そして年代問わず楽しめてサーフィンの歴史、サーフカルチャーを感じることのできるサーフィンドキュメンタリー。

1950年代からサーフィン文化を築き続けるカリフォルニアのある1日ではなく、カリフォルニアのいつもの“1日”が描かれている。その1日の積み重ねによりサーフィンカルチャーが築かれていく。過去から未来へと続く“1日”を通して描かれるライフスタイルとは…

・スタビーやグレッグ・リドルのボードは当時も限られたサーファーのみが乗っていた。サーフボードはデザインなど進化したがスタビーは形も乗り方も変わらない。60年代サーファーはショルダーに乗らずカールから離れず高い位置をキープしていた。

過去、現在…未来のレジェンドサーファー達が出演

出演は、各地域を代表する有名サーファーばかり。ジョエル・チューダー、アレックス・ノスト、タイラー・ウォレン、トム・カレン、デイン・パーリー、タイラー・ハジーキアン、クリス・マロイ、ジミー・ガンボア、デヴォン・ハワード…さらに、グレッグ・ノール、ランス・カーソン、スキップ・フライといった旧世代の伝説のサーファーたちも登場。過去と現在…未来のレジェンド達が入り混じる。

超ユニークで独自な世界を作り上げてきた先人達。しかしいつしか時が経てば自分達がユニークな先人と言われているのだろう…たまには波に乗るだけでなく、サーフィンの歴史を振り返ってみてはいかがだろうか。

そしてアベマTVスポーツチャンネルでこの『One California Day』が無料放送される。必見です！

・番組タイトル：One California Day
・番組概要：
サーフカルチャーからカリフォルニアの魅力を再発見できるドキュメンタリー作品「One California Day」。数々のサーフィン映画と比べても最もスピリチュアルな映画と言われる本作で、カリフォルニアの魅力、サーフィンの魅力、海の魅力を深く探ろう

・放送日時：12月17日(日) 23:00 〜 12月18日(月) 00:50
無料視聴はこちら▶︎スポーツチャンネル

ジョエル・チューダーやアレックス・ノストなども出演する、鬼才ジャック・コールマンによる作品も無料放送。こちらも要チェック！
▶︎スペシャルサーフフィルムズ by Jack Coklman #1-5
＊放送日時：12月17日(日) 03:50 〜 07:00

・ジョエル・チューダー「ブラジリアン柔術とサーフィンは似ていてメンタルの強さが試される。サーフィンは目の前の波に対応しなければならないが、誰かと格闘する場合も同じ。チャンスを見出す能力がいる。波も対戦相手も予想通りいかない。柔術には複雑なテクニックが山ほどあって学ぶのが楽しくて夢中になる。上達して勝てるようになったと思ったら異国の小柄な相手に完全に撃破されたりする。挑み概があるし戦うのが楽しいんだ。」

・プロやプロを目指している子はボードに絵も描けない。

・タイラーウォーレンはロングボーター、ハイパフォーマンスとかレトロなどと決めつけられたり呼ばれなくない。単にサーフィンだ。自分の好きなようにサーフィンを楽しみたいだけだ。

・お互いを思いやりながら楽しい時間を過ごし、燃料補給する。

・海でも陸でも伝説のマリブスタイルを継承するジミー・ガンボア。機械で作ったようなマリブの見事なウォールは名サーファーを何人も送り出している。

・サーファーは波が到達するのを待ちその最後の瞬間に身を投じる。先人たちの足跡を歩みつつ、自らの道を切り開いていく…

サンディエゴ、セントラルコースト、オレンジ・カウンティ、マリブ、サンタバーバラ、サンタクルーズ、サウスベイという7つのカリフォルニアサーフスポットが登場。監督はジェイソン・バッファとマーク・ジェレミアス。2003年にサーフィン映画『Singlefin: Yellow』を製作し高評価を得たバッファが、長年TV番組の制作をともにしてきたジェレミアスとタッグを組んだ。カリフォルニアという土地にこだわりサウンドトラックもあえてメジャー・アーティストを避けUSインディーを中心に構成されている。

出典：映画『ワン カリフォルニアデイ』/Amazon

・放送日時：12月17日(日) 23:00 〜 12月18日(月) 00:50
無料視聴はこちら▶︎スポーツチャンネル