WSLホールディングスがケリー・スレーター・ウェイブ・カンパニー買収

ライター: Micky-G

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ケリー・スレーター・ウェイブ・カンパニー

今年サーフィン界で大きな話題となっているケリー・スレーター『Kelly Slater Wave Company』のウェイブプール。2015年12月にウェイブプールのプロトタイプ映像を公開し、2016年5月にWCTサーファーを招いてテストライドを行っています。

・参照記事:カノア五十嵐らがケリー・スレーター新ウェイブプールでテストライド

そして今回なんと、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)の親会社WSLホールディングスが、ケリー・スレーター・ウェイブ・カンパニー(KSWC)の過半数の株式を獲得して買収。子会社とすることを発表しました。

WSLは『ウェイブプールの技術を活用し、WSLブランドで世界規模のハイパフォーマンス・トレーニング・センターの構築を構想している』とのこと。

この技術を使えばサーフィン、また様々なスポーツの可能性が広がるでしょう。海のないとろこでもサーフィンの楽しさを感じることができるようになり、波を奪い合うこともなく、一定の波でサーフィンできるサーフィンのハードルが下がり裾野が広がります。

風や波や干満、セット間隔を読み合うサーフィンとは異なるため、これはサーフィンじゃない、という意見もあるでしょう。ただウェイブプールの同じ波で反復練習を行えれば自然の中で行うサーフィンレベルも格段にアップします。友達と家族で気軽にサーフィンを行える他、トレーニングとしての使い分けることも可能になります。そして商業化できるようになり、サーファー人口、裾野が広がることでサーフィンマーケット規模も格段と大きくなるでしょう。

11回のチャンピオンとなり常識を変えたケリー・スレーターが、今度はサーフィンビジネスの常識を変えようとしている。今後の行方がますます楽しみになってきました。

記事参照元:http://www.worldsurfleague.com/posts

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Micky-G

趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。