週末サーファーが毎日「サーフィン」する方法”サーフスケート”
ライター: ario
サーフィンの陸トレーニングに最適のサーフスケート
ポイントの目の前にでも住んでいない限り、毎日サーフすることなど夢のまた夢・・・果たしてそうだろうか?あなたがもし真剣にサーフィンに取り組んでいるなら、きっとスケートボードは持っているだろう。それも、サーフスケートと呼ばれるターン性能に特化したスケートボードを。
確かにサーフスケートは持っているし、サーフィンのイメージトレーニングには使っているけど、それはあくまでトレーニングであって、海でやるサーフィンとはフィーリングが違う?いや、そんな風に思っているあなたにこそ、この動画を観ていただきたい。
サーフスケートの定番・カーバーを操るジェイク・スミスは、サーフスケートを究極までリアルなサーフィンに近づけている。深いボトムターンから繰り出されるパワフルなスナップやテールスライドで砂埃のスプレーを撒き散らす彼のスケーティングは、まるでそこに波が見えるようだ。
「そんなにサーフスケートに都合のよい斜面が近くにないよ」という声も聞こえてきそうだが、よく見るとジェイクは、どこにでもありそうなちょっとした緩斜面でもスタイリッシュなリバース360を決めたりする。意外な形でエアリバースまで再現していて、サーフスケートで不可能なのはチューブライディングとパドルとダックダイブぐらいなのではないかと思えてくる。ここまで極めると、一歩外に踏み出せば地面はすべて波と化す。つまり毎日「サーフィン」することが可能になるわけだ。
ハイスピード映像も満載でフォームや体の使い方がじっくり研究できるこの動画から新たなインスピレーションを得て、ワンランク上のコンクリートサーフィンを目指してみてはいかがだろうか。
Jake Smith for Carver from Guigo Foggiatto on Vimeo.
サーフスケートのサイズについてあくまで目安の1つとしてだが、もしあなたがショートボードで身長170cm程なら、デッキサイズ32~36インチ程の長さあたり。サーフィンは自分の肩幅より少し広いスタンスをとるので、1インチ=2.54cmとして実際に計算してみると良いだろう。
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この記事を書いたライター
ario
オウエン・ライトの身長とロブ・マチャドの髪質を授かったが、残念なことにレギュラーフッター。三人の娘を育てながら、日々サーフライフバランスの実践を模索中。出没ポイントは千葉一宮。