アウトドア・スポーツシーンに最適『アクションカメラ比較』
ライター: WAVAL
ここ数年、空撮機Droneと同様にすごい勢いで普及し始めているアクションカメラ。サーフィン中やアウトドア中に目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?国内でも手軽さと高機能を売りに破竹の勢いで広まっています。そんなアクションカメラについて解説、使用時の注意点など紹介したいと思います。
アクションカメラとは
photo by: GoPro on a table by Andreas Kambanis, on Flickr.
今あらゆるスポーツシーンやアウトドアシーンで話題を集めているのがアクションカメラです。
アクションカメラとは:
主にアウトドアスポーツの模様を写すために開発された防水タイプの小型のデジタルビデオカメラの総称。
いろいろなアクセサリーと組み合わせることでプレイヤーや競技用のバイク・自動車等にも装着でき、普通のビデオカメラでは撮影できないような臨場感のある動画撮影が可能となります。
アクションカメラの活用法
thumbnail photo/photo by:Saturday are for adventure.SUP to the magical sunset in Boracay Island, Philippines. What a magnificent view. Awesome weekend.
アクションカメラのメリットは何と言っても、
- 小型軽量である
- 高い防水機能
- 衝撃に強い
という点なので、このメリットを最大限に活かせるのはやはりアウトドアやスポーツシーン。
例えばサーフィンではサーフボードの先端やプレイヤーの腕、あるいは頭に装着して迫力ある動画を撮影し、編集ソフトを使ってパソコンやタブレットデバイスでBGMを付けて編集すれば映画並みの動画作品を作ることも可能です。また、アクションカメラは比較的安価(3~5万円台が相場)なので、複数台を同時にセットすればかなり細かいカット割り風の画作りも楽しめ、本格的な動画作品を作ることも可能です。
最新のアクションカメラはフルHDや4Kにも対応しているので大型テレビで鑑賞するのにも十分耐えられる画質が得られます。
パソコンで編集した動画はSNSや動画投稿サイトにアップして友人や知人との共有も簡単に行えます。
アクションカメラ比較
アクションカメラの代表格はアメリカのWoodman Labs社製のGoProでしょう。バラエティ番組でタレントさんがヘルメットに取り付けている正方形をした小型カメラを一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?また、WAVALで取り上げている動画でも観たことある人は多いでしょう。
従来のCCDカメラとは段違いの画質とタフネスぶりで今ではすっかりこういったシチュエーションの主役の座に躍り出た感があります。しかしながら、アクションカメラが日本市場で一気にメジャーな存在となったのはソニーの「アクションカム」シリーズの登場からだと言われています。
GoProは何かに固定するという前提で設計されているのに対し、アクションカムは片手にすっぽりと収まる握りやすさでスポーツシーン以外でも活躍の場が広く、アクセサリー類も充実していて、最新機種は4K画質にも対応しソニーならではの強力な手振れ補正機能があり、価格もGoProより安価という点で人気があります。
他にもパナソニックやビクター、カシオからもアクションカメラがリリースされていますが、目下のところ東西の横綱となるとGoProシリーズとアクションカムシリーズに軍配があがります。
アクションカメラ使用時の注意点
photo by: Bodyboarding Salt Creek GoPro HD by Axion23, on Flickr
アクションカメラはアウトドアスポーツシーンを最高に楽しくしてくれる高機能ギアですが、撮影にこだわるあまり危険なシーンにトライしようとする無謀なユーザーも増加しています。
スポーツはルールを守り、安全性に十分配慮しながら楽しむようにしてください。(進入禁止場所への進入や危険行為はスポーツマン精神に反することになります。)
また、性能面での注意点として、カメラの仕様上激しく動き回るシーンで使用することが多くなるのは必至ですが、急激な動きの変化が起こった時にはローリング現象(画面がぐにゃぐにゃと不自然に揺れるのでこんにゃく現象とも呼ばれています)が起こりやすくなります。この現象を少しでも抑制するためにもカメラ本体は専用アクセサリーを使ってしっかりと固定しましょう。特にGoProは手振れ補正機能が無いので、しっかりと固定することが重要です。
まとめ
本当にここ数年でスマートフォン、Drone、アクションカメラなどのデバイス誕生で動画、写真コンテンツの幅が大きく変わりました。また、YouTube、Vine、FacebookなどのSNSによって表現の場が広がったことでデバイスの普及速度に拍車がかかりました。現在メディアを騒がせているDrone墜落事故やスマートフォンを使ったセルフィー(自撮り)での事故など、こういった勢いのある新たな波には問題はつきもの。私達、使用者がマナーや危険行為を避けるモラルを身に付けること、楽しさが先走りすぎないよう注意していかなければなりませんね。
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
WAVAL
サーフィンやサーフカルチャーに興味を持つ人に向けて情報発信する、サーフィン初心者も熟練者も必見のサーフメディア。話題のサーフィン動画、上達のための記事などを人気ランキングやSNSでご紹介。各SNSのフォローを宜しくお願い致します!
・Facebook @keeponsurf
・Instagram @waval.surf
・Youtube @WAVAL
・X @WAVALnet