史上初の決勝スコア同点でミックファニング優勝@WCT第2戦

ライター: Jay

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ガブリエル・メディーナのインターフェアやフレディ・パターチアの岩ストンプ、ケリー・スレーターの引退騒動などなどシーズン序盤にして話題に事欠かない今年のツアーシーン。

第1戦クイックプロを制したフィリペ・トレドに続き、アドリアーノ・デ・スーザの躍進に注目が集まりましたが、オーストラリアでの戦いにおいて2戦連続でブラジリアンサーファーに明け渡すわけにはいかないオーストラリアン勢の活躍も目立ちました。
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ファイナルに進んだのはオージーが誇るスーパースター、ミック・ファニングとブラジリアンのアドリアーノ。前年度2位のミックに対しアドリアーノは今季第1戦でセミファイナル進出とどちらに転ぶかわからない実力伯仲の戦い。

スコアも全くの五分でした。両者ともにトータルスコア15.27のタイスコア。これは史上初となる記録、つまりサーフ史上最大の熱戦となったのです。WAVE1で8.17点を叩きだしたミックがアドリアーノの最高得点7.77点を上回り、2年連続4度目のベルを手にしました。

しかしプロの世界の勝負は常に紙一重ですね。0.01点でもアドリアーノが上回っていればアドリアーノの勝利。安定感という観点からいくとアドリアーノは6本のライディングのうち4本で7点ライドを記録しましたが、ミックは4本のうちたった2本で好ライドを見せたのみ、あとの2本は0点台と1点台。極限の集中力を発揮したミックがお釣り一切なしの熾烈な戦いを制したのです

アドリアーノはさぞガッカリしたことでしょうが、いつでも世界の頂点を狙える位置にいることに違いはありません、この準優勝によって2戦連続の好成績、単独3位に着けています。

とはいえまだまだツアーも始まったばかり。今後待ち受ける更なるドラマにワクワクを抑えられずにはいられませんね!ミック・ファニングのハイライトムービーは以下よりご覧ください ▶


WCT第2戦リップカール・プロ・ベルズビーチの大会詳細は公式サイトよりどうぞ!

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Jay

20代♂。OAKLEYのアイウェアをコレクト中。最近のイチオシアーティストはKendrick Lamarと水曜日のカンパネラ。