ヤゴ・ドラ、キャロライン・マークスが優勝!WSL第3戦ポルトガル最終日

ライター: WAVAL

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ヤゴ・ドラ、キャロライン・マークスが優勝!WSL第3戦ポルトガル最終日
finalists_25Portugal_Laurent Masurel/WSl

・キャロライン・マークス、2度目のプロ・ポルトガル・タイトルを獲得
・ヤゴ・ドラが世界ランク1位のイタロ・フェレイラを破り、CTキャリア2勝目!
・ケイティ・シマーズとイタロ・フェレイラがイエロー・リーダー・ジャージーをキープ

All the Highlights MEO Rip Curl Pro Portugal presented by Corona Cero 2025

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第3戦、2025 MEO Rip Curl Pro Portugal Presented by Corona Cero。キャロライン・マークス(USA)とヤゴ・ドラ(BRA)は、スーパーチューボスのソリッドな4~6フィートの波で優勝。2025年のワールド・タイトル・キャンペーンへの土台を築いた。世界最高峰のサーファーたちは、ペニシェのラインアップで強風と荒れたリップの中でのチャレンジングな1日となった。

ヤゴ・ドラがCT通算2勝目を挙げ、世界ランキング1位のイタロ・フェレイラに競り勝つ

ツアー7年目のヤゴ・ドラ(ブラジル)が、ようやく本領を発揮。2023年のVIVOリオ・プロでCT初優勝に続くビッグリザルトを出した。それ以来、ドラはエルサルバドルと2024年のリオで準優勝に終わっていた。ファイナルでイタロ・フェレイラ(BRA)、セミファイナルでイーサン・ユーイング(AUS)、クオーターファイナルでジャック・ロビンソン(AUS)、ラウンドオブ16でイマイカラニ・デヴォルト(HAW)を退け、その偉業を達成した。

ヤゴ・ドラ「昨シーズン、僕は2回ファイナルに進出したが、結局、最後に届かなかった。今回は絶対に勝ちたかったんだ」

オール・ブラジリアンで行われたファイナルは序盤からハイレベルなエアー合戦に。イタロがこのヒートのシングルハイエストを叩き出すと、ヤゴも中盤にグラブ・フルローテーションエアーからフィニッシュも決めて逆転。イタロはバックアップが出せず、残り6秒で乗るがエアー一発で逆転ならず。昨年のVIVOリオ・プロでのファイナルからの再戦となったペニシェでは、ヤゴ・ドラが優勝を飾った。

ヤゴ・ドラ「イタロ(フェレイラ)とのサーフィンはいつも難しい。彼はいつも勝利に必要なことしてくるけど、今日は勝つ方法を見つけることができて本当に嬉しい。神に感謝しなければならない。神が私を決勝まで、そしてこの勝利まで導いてくれた。今週は何か特別なことが起こりそうだと感じていたし、その通りになったよ。」

ドラはランキングを11位上げて世界4位に。28歳の彼は最近新しいコーチを迎え、2023年のVIVOリオ・プロ以来の勝利となった。

ヤゴ・ドラ「変化は常にリスクを伴うものだが、すべてがうまくいったときはとても気分がいいものだ。正しいか間違っているかに関わらず、みんな色々と言うよね。でも、私は変わらずに好きなことをやっていけているから嬉しいんだよ。」

イタロ「長い1週間で、本当に自信があったんだけど、ファイナルではいくつかミスをしてしまった。ヤゴ(ドラ)と対戦するのはいつも楽しい。ここは大好きな場所で、いい思い出がたくさんある。まだシーズンは長いから、この調子で次につなげよう。」

Round of 16 でrio waidaに敗れた五十嵐カノアは9位となり、世界ランク8位に。コナー・オレアリーは世界ランク21位と5つランクを落とした。

キャロライン・マークスが7度目の優勝

キャロライン・マークス(アメリカ)は、ガブリエラ・ブライアン(ハワイ)とのタイトなファイナルで、自身7度目、ポルトガルでは2度目のCT優勝を飾った。フロリダ出身の23歳はツアーで安定した女子の1人で、彼女にとってこれは2019年以来、最高のシーズンスタートとなった。2024年はオリンピックの金メダルを獲得し、WSLにおいてはケーティー・シマーズ(アメリカ)に次ぐ世界準優勝という夢のような1年を過ごしたマークスは、この勢いの波に乗って2025年シーズンを迎える。

2019年のイベント優勝者であるマークスは、イベントを通し傑出したパフォーマンスを披露し、ポルトガルで初ファイナルとなったブライアンをも抑えて優勝を飾った。ファイナル序盤、2人はミッドレンジのスコアを2本並べたが、両者ともミスを犯し、スコアを伸ばすためにオープンフェイスでない波を選ぶしかなかった。終盤のプライオリティーミスでマークスが優位に立ち、タイムアップの瞬間までハラハラの展開となったが僅かなリードを守ったマークスがペニシェで2勝目を残した。

「美しいファイナルではなかったけど、まあ良しとしよう。本当に難しかったけど、優勝はとても気分がいい。ここ2、3年は、シーズン後半に勢いをつけていた感じだったから、これまですべてのイベントでファイナルデイに進出できたことは、本当にいい気分だわ。」

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