前人未到!ケリー・スレーターがCT通算100勝目を達成し最終日へ!五十嵐カノア9位、コナー・オレアリー17位。2025CT開幕戦パイププロ

ライター: WAVAL

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前人未到!ケリー・スレーターがCT通算100勝目を達成し最終日へ勝ち進む!五十嵐カノア9位、コナー・オレアリーが17位。2025CT初戦パイププロ
Kanoa Igarashi_Brent Bielmann/WSL

レクサス・パイプ・プロで男子の準々決勝 進出者が決定。

・前人未到!ケリー・スレーターがパイプラインでCT通算100勝目を挙げ、27回目のパイプ・ファイナルデイ進出を決めた
・バロンがフローレンスにパーフェクト10で勝利し、2024年ファイナルの再現となった。
・五十嵐カノアがルーキー、ジョージ・ピーターのブザービーターに敗れ9位、コナー・オレアリーが17位

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2025チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第1戦、Lexus Pipe Pro Presented by YETIの大会3日目は素晴らしいコンディションで迎えられた。6~8フィートのピークと、より大きなセットが伴い、パイプラインとバックドアの両サイドにヘビーバレルをもたらした。男子のラウンドオブ32とラウンドオブ16が終了し、男子のクオーターファイナル進出者が決定。ファイナルデーは明日、2月8日(土)に開催される。

五十嵐カノア9位、コナー・オレアリーが17位

五十嵐カノアはオープニングラウンド。そして、本日 Round of 32でリアム・オブライエンに対し、序盤からのリードをキープし僅差で勝利。

前人未到!ケリー・スレーターがCT通算100勝目を達成し最終日へ勝ち進む!五十嵐カノア9位、コナー・オレアリーが17位。2025CT初戦パイププロ

次のRound of 16では22歳 シドニー出身、大注目CTルーキー、ジョージ・ピーターと対戦。カノアは序盤からバレルをメイクし順調にリードを保ったまま後半へ。ジョージ・ピーターが残り20秒でレイクテイクオフからバレルをメイク、ブザービーターとなる7.30をスコアし大逆転。カノアはCT初戦をまずまずの成績となる 9位でフィニッシュした。

またジョージ・ピーターは、これまで3つのCTイベントにエントリーし、既に2度 ファイナルデイに進んでいる。

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コナー・オレアリーは、Round of 32でレオナルド・フィオラバンティに対し、序盤からバレルにヒットしながらもスピッツから抜け出る素晴らしいライディングを披露。しかしすぐさまレオナルドが、ビッグバレルをメイクし、エクセレントスコアで逆転。このままお互いハイスコアは出せず、コナーは本大会 17位でフィニッシュした。

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ケリー・スレーターがパイプラインでCTヒート通算100勝目を挙げ、第27回イベント・ファイナルデイに進出!

本日、11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター(USA)が、パイプラインでCTヒート通算100勝目を挙げた。ケリー・スレーターはこの場所で1991年から33イベントに出場。過去にセミファイナルに25回、ファイナルに13回進出し、この名誉ある大会で8回の優勝を記録している。

スレーターは、2024年にフルタイムのコンペティションから離れた後、ワイルドカードとして今年のイベントに出場している。前人未到のヒート勝利は、ラウンドオブ32でリオ・ワイダ(INA)との初対決でもたらされた。スレーターがバックドアでリズムをつかむまで、ワイダがヒートの大半をリードしていたが、クラシックなパイプバレルでスレーターが8.00をスコアし勝利を収めた。このスコアはスレーターにとって、2022年にパイプで優勝した時のファイナル以来のエクセレント・レンジとなった。

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この日、勢いに乗ったスレーターは、ラウンドオブ16でも象徴的なパフォーマンスを見せた。スレーターはオーストラリアの世界タイトル候補である26歳のイーサン・ユーイング(オーストラリア)に圧勝。2024年の世界No.5のイーサンを、ケリーはコンビネーションに追い込んで勝利。スレーターはパイプライン・バレルで7.83をスコアした後、深いバックドアのビッグバレルからソウルアーチで9.33をスコア。2022年の勝利の面影を見せ、27回目のパイプラインでのクオーターファイナル進出を決めた!

ケリー・レーター「これこそがパイプイベントの醍醐味だね。実際、ヒートで落ち着くのは難しい。緊張しているのか、不安なのか、何なのかわからないけど、興奮しすぎて鼓動が落ち着かなくて疲れてしまった。この30年、どれだけの精神集中が必要なんだろう、と思っていたんだ。ただ波の質を最大限に高めようと集中してきたんだ。」

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ディフェンディングチャンプのバロン・マミヤがパーフェクト10。ジョンジョンを再度破る!

本日はディフェンディングウイナーのバロン・マミヤ(ハワイ)と、2023年の優勝者ジャック・ロビンソン(オーストラリア)が、パーフェクト10ポイントライドを叩き出した。これによりバロン・マミヤは、現役ワールド・チャンピオンのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)を下しクオーターファイナルに進出した。

この2人の対戦は 2024年ファイナルの再戦となったが、この時もバロン・マミヤがパーフェクト10をスコア。ジョンジョンを破り優勝を果たしている。その他の結果や詳細はWSL 公式HPよりどうぞ



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