稲葉玲王が5位 松田詩野が9位!男女ベスト4が出揃う。パリ五輪2024 4日目
ライター: WAVAL
Reo Inaba @ISA / Beatriz Ryder
2日間続いた嵐から回復したチョープーは、4~5フィートのウネリをもたらしたが、変わりやすいコンディションとなった。男女クオーターファイナルが終了する前に、女子のラウンド3が行われた。
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女子Round3に登場した松田詩野は、スペインのナディア・エロスタルベと対戦。この日は変わりやすく悪化したコンディションの中、マニューバー勝負に。前半、松田は波になかなか乗れず先制されるが、残り15分のファーストライドで2.67をスコア。その後バックアップを出すがスコア届かず、この2本の波でフィニッシュ。初の五輪を9位と健闘した。
Shino Matsuda @ISA / Tim Mckenna
Shino Matsuda @ISA / Pablo Jimenez
男子クオーターファイナルに登場した稲葉玲王は、ペルーのアロンソ・コレアと対戦。試合はシーソーゲームとなったが、残り11分30を切ったことろで稲葉がバレルで7.33をスコアし逆転。しかしその後、相手もクリティカルセクションを攻める力強い演技で6.33をスコアし再度逆転。稲葉は僅かニード3.17となり緊張感高まるが、波がなかなか来ない。このままバックアップを伸ばせず、日本勢最高位の5位でフィニッシュ。惜しくもメダルにはあと一歩及ばなかった。
Reo Inaba @ISA / Beatriz Ryder
Reo Inaba @ISA / Beatriz Ryder
Reo Inaba @ISA / Beatriz Ryder
東京2020金メダリスト、カリッサ・ムーアが敗退
東京でオリンピック金メダリストとなった5度のWSL世界チャンピオン、カリッサ・ムーア(アメリカ)。今年の初めに自身の競技キャリアはひとまず終わりを告げた31歳は、クオーターファイナルでディファイに敗れた時、感情的になっていた。
カリッサ・ムーア「ここまでのプロセスはとても楽しかった。もちろん、決勝の日に参加できないのは悲しいけど感謝している。自分のキャリアを締めくくるのに、これ以上の場所はない。この大会だけでなく、人生を支えてくれたすべての人に感謝したい。応援してくれる人たちがいるのは素晴らしいことだわ」
セミファイナルでガブリエル・メディーナとジャック・ロビンソンが激突
メンズは同じ国同士の選手が同ヒートとなり熱戦が繰り広げられた。セミファイナルではガブリエル・メディーナとジャック・ロビンソンという本命同士の決戦がひかえている。
男子本日の結果
男子セミファイナル
女子セミファイナル
https://isasurf.org/event/paris-2024/
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