五十嵐カノアがベスト8 QFへ進出！コナー・オレアリーは9位でフィニッシュ。CT第2戦ハーレープロ・サンセットビーチ2日目

Kanoa IgarashiPhoto by Tony Heff

2024年2月18日（日）-2024年ワールド・サーフ・リーグ（WSL）チャンピオンシップ・ツアー（CT）の第2戦となる「Hurley Pro Sunset Beach」は8～10フィートの波で大会2日目を終え、メンズのラウンドオブ32とラウンドオブ16が終了。ミックススウェルと強風から始まったが、午後を通しコンディションが良くなるにつれ、パフォーマンスレベルも上昇した。

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五十嵐カノアがベスト8へ！コナー・オレアリーは9位でフィニッシュ

ラウンドオブ32で五十嵐カノアはCTで対戦成績0勝3敗と分の悪い、南アフリカのマシュー・マギリヴレーと対戦。カノアは序盤から5.67で先制。更にこのパワフルな波でカーヴィングやフローターなど多彩なコンビネーションで7.83でバックアップを上げ大きく差をつける。後半、ビッグウェイブが得意なマシューに追い上げられるが、怪しい波はブロックするなど巧みな試合運びでラウンドアップを決めた！

次のラウンドオブ16では昨年の世界ランキング3位であり、同じ地元カリフォルニアのグリフィン・コラピントと対戦。カノアは連敗中のコラピントに序盤リードされるが、中盤にカービング2本とフローターで本ヒートのハイエスト5.33をスコア。後半2分でバックアップを伸ばし逆転。強豪のグリフィンを見事に破りベスト8入りを決めた！これでコラピントとのCT成績を2勝2敗のイーブンに戻した。

五十嵐カノア「今日は大切なヒートでしたが、これからが本当の勝負。今日はしっかり休憩して次のヒート頑張ります！」

・五十嵐カノア2日目ハイライト映像

日本のコナー・オレアリーはラウンドオブ32でルーキーながらも強豪のマウイ出身イーライ・ハンネマンを破る。ラウンドオブ16ではライアン・カリナン（AUS）と対戦。コナーは残り5分に強烈なバックハンドアタックで逆転するも、すぐさま7.67をスコアされ再度逆転され敗退。コナーは9位でフィニッシュした。

ジョンジョン・フローレンスが好調を維持。次戦でイエロージャージの可能性も

2度のワールドチャンピオンに輝いたジョン・ジョン・フローレンス（HAW）は、今回もまた自身のバックヤードで好調を維持。先週のパイプで準優勝したフローレンスは、同胞のバロン・マミヤ（ハワイ）が早々に敗退した後、ここサンセットでイエローのリーダージャージを獲得する可能性を秘めている。

ジョンジョン「ヒートを少しづつクリアしていくのはとてもいい気分。各ヒートがもたらしてくれるチャレンジを楽しんで、あまり自分に厳しくなり過ぎないでヒートをこなすようにしているよ。」

リアム・オブライエンが、ケリーを破ったイーサン・ユーイングに勝利する快進撃。ジャック・ロビンソン、イタロ・フェレイラ、ジョディー・スミスが好調を維持。ガブリエル・メディーナに以前の調子が戻らず、ラウンドオブ32でセス・モニーツに敗退を期している。明日は大会がなく、明後日がネクストコールとなる。

・HIGHLIGHTS Day 2 // Hurley Pro Sunset Beach 2024

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