ケリス・カレオパアとカニエラ・スチュワートが優勝!従兄弟の2人が勝利の喜びを分かち合う。2023ロングボードツアー初戦
ライター: WAVAL
ケリス・カレオパアとカニエラ・スチュワート。従兄弟の2人が勝利の喜びを分かち合う。Photo by Tommy Pierucki
2023 WSLロングボード・ツアー第1戦「ハンティントン・ビーチ・ロングボード・クラシック」は、カニエラ・スチュワート(Kaniela Stewart)とケリス・カレオパア(Kelis Kaleopaa) が優勝を飾った。従兄弟のハワイアン2人が勝利を分かち合った。
カニエラ・スチュワートとケリス・カレオパアのハイライト映像
スチュワート、ジェンセンへの雪辱を果たす
Kaniela Stewart Photo by Kenny Morris
Kaniela Stewart Photo by Tommy Pierucki
カニエラ・スチュワート (HAW)は、昨年2022年のこのイベントでテイラー・ジェンセン(USA)に敗れ準優勝となったが、今日その雪辱を果たした。これはスチュワートにとって、キャリア2度目のWSLロングボード・メジャーイベントツアーでの優勝となった。
ファイナル残り20分でスチュワートはシグネチャースタイルで7.33をスコア。更にエクセレント8.00をスコアしトータル15.33に。完全に試合の流れを掴みジェンセンを一時コンビネーションに追い込んだ。ジェンセンも2つ揃えて差を縮めるが必要な波を見つけられず、スチュワートが優勝を飾った。
カニエラ・スチュワート 「周りのクルーがいなかったら僕はここにいなかったよ。より高いスコアを狙って、より良さそうな小さい波を探していたんだ。ハイタイドで少しスローヒートになると思ったから、どんどん波に乗ったんだ。従兄弟のケリス・カレオパアと優勝を共有でて嬉しいよ。遂にこの全米オープンで、2人で表彰台に立つことができるんだね。」
ケリス・カレオパアが3×WSLロングボードチャンピオンのホノルア・ブロムフィールドを下して連勝
Kelis Kaleopaa Photo by Tommy Pierucki/WSL
ケリス・カレオパア(HAW)はファイナルで、3度のWSLロングボード・チャンピオンに輝いたホノルア・ブロムフィールド(HAW)を下し、ここハンティントン・ビーチで2年連続優勝を飾った。今日の大勝利により彼女はランキング・リーダーとして、オーストラリアのベルズビーチで開催される2023 WSLロングボードツアー第2戦に臨むことになる。
ウィメンズ・ロングボード・ファイナルは、ブロムフィールドとカレオパアのスタイルとフローによるオール・ハワイアンのショーケースとなった。この2人は昨年のファイナルでも対戦しており、今回もカレオパアがブロムフィールドを下した。カレオパアはヒート序盤に6.17をスコア。ブロムフィールドは7.00で応戦し、一瞬リードを奪う。しかし、カレオパアは華麗なハングファイブからターンを入れてフィニッシュし7.87をスコア。このスコアが決めてとなり勝利を収めた。
ケリス・カレオパア「まだ実感が湧いていないの。ホノルア・ブロムフィールドとサーフィンするだけで、自分がプッシュされる。彼女は3度の世界チャンプだし、僕もそうありたいと思っている。昨年、世界タイトルを逃したことで、さらにモチベーションが上がったわ。」
本大会では日本の井上鷹が、クオーターファイナルで優勝したカニエラに敗退し5位と大健闘。結果など詳細は以下、WSL公式HPよりどうぞ!
https://www.worldsurfleague.com/
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