五十嵐カノアは3位！イーライ・ハネマンとソーヤー・リンドブラッドが優勝！CS第4戦 USオープン最終日

 イーライ・ハネマンとソーヤー・リンドブラッド Photo by Pat Nolan/WSL

カリフォルニア、ハンティントンビーチで開催中のワールド・サーフ・リーグ（WSL）2023チャレンジャー・シリーズ第4戦「ウォレックスUSオープン・オブ・サーフィン Presented by Pacifico」でソーヤー・リンドブラッド（Sawyer Lindblad）（USA）とイーライ・ハネマン（Eli Hanneman ）（HAW）が優勝。イーライ・ハネマンはファイナルで、イベント最高のヒート・トータルを獲得し、今後のキャリアを変える勝利を。南カリフォルニアのソーヤー・リンドブラッドは、友人や家族の前でキャリア最大の勝利を手にいれた。

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ハイレベルなヒートを繰り広げ、五十嵐カノアは優勝したイーライ・ハネマンに敗れ3位に

USオープンで2回優勝している五十嵐カノアはハワイ マウイ20歳の新鋭 イーライ・ハネマンとセミファイナルで対戦。ハイレベルな接戦となるが、イーライ・ハネマンが中盤から深いボトムターンからクリティカルなバックサイドアタックで6.83をスコアし勢いに乗る。カノアがローテーション・エアリバースを出すと、イーライ・ハネマンはテールハイのグラブ・ローテーション・エアリバースでアンサーバック。この1発で6.30をスコアし更にリードを広げる。後半は波がサイズダウン。イーライ・ハネマンがファイナル進出を果たした。

キャリアを変える勝利を挙げたイーライ・ハネマン

イーライ・ハネマン Photo by Pat Nolan/WSL

イーライ・ハネマン（HAW）は、ここハンティントン・ビーチで彼の若いキャリアで最大の勝利を獲得。2023年チャレンジャー・シリーズ・シーズンは厳しいスタートとなったが、今日の勝利でランキング4位に急上昇させ、CTクオリファイに近づいた。

ハネマンはファイナルで南カリフォルニアの注目株、クロスビー・コラピントと対戦。 スローなスタートだったが、すぐに海が息を吹き返す。ハネマンはオープニングライドで、バックサイド・フルローテーション・エアーとメジャーマニューバーのコンビネーションでこの日の最高得点9.00を叩き出した。完全に勢いに乗ったイーライ・ハネマンは、ソリッドなバックサイドアタックで6.83を加える。ハネマンは終盤、再びバックサイドのフルローテーション・ビッグエアーでガッツポーズ。これがエクセレント8.10をスコアし、コラピントの逆転の望みを断ち切った。

イーライ・ハネマン「毎日のハードワークがやっと報われたよ。どうやって9.00を出したのかもわからない。クロスビー・コラピントは僕らの世代ではフェイス上でのサーフィンが一番上手い。でも風が少し吹いてきたのを感じたから、自分の番だと思ったよ！とにかく落ち着いて準備して、自分のサーフィンをするだけだったね。」

ソーヤー・リンドブラッド、キャリア最大の勝利で夢を現実に

ソーヤー・リンドブラッド Photo by Pat Nolan/WSL

南カリフォルニア出身のソーヤー・リンドブラッドが、ホームで見事な勝利を収めた。リンドブラッドは今シーズン、準優勝でスタートし、チャンピオンシップ・ツアー（CT）出場権を獲得。彼女は現在ランキング3位につけており、CTへのクオリファイも射程圏内だ。

元CTスター、サリー・フィッツギボンズ （オーストラリア）がファイナル序盤からリンドブラッドにプレッシャーをかける。そしてフィッツギボンズは7.17を叩き出し更にスコアを伸ばしリードを広げた。しかしリンドブラッドはフォアハンドのパワーサーフィンで7.60をスコアし、更に8.93をスコアして逆転優勝。キャリアで最も重要な結果を残した。

ソーヤー・リンドブラッド「5歳の頃からこの大会で優勝するのが夢だったの。そしてファイナルでサリー・フィッツギボンズと対戦できて夢が叶った。今、家族全員がビーチにいるんだけど、応援してくれているみんなと、応援に来てくれたスポンサーに感謝したい。」

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HIGHLIGHTS Finals Day // Wallex US Open of Surfing presented by Pacifico

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