アラモアナボウルズでサーフィンの大会中、11歳女子の近くにサメが出現。オアフ島南岸で相次ぐ被害

ライター: Micky-G

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アラモアナボウルズでサーフィンの大会中、11歳女子の近くにサメが出現。オアフ島南岸で相次ぐ被害

サメ研究者の意見。なぜサメの目撃情報が増えているのか。サメに遭遇したら

ハワイ ホノルルのアラモアナボウルズは、オアフ島の南岸で最も人気のあるサーフスポットの1つだが、つい数週間前には隣のケワロスでサーフィンしていたサーファーのマイク・モリタがこの近くで襲われ、この事件で足を失っている(詳細は ハワイ アラモアナ近くのケワロベイスンでシャークアタックが発生。サーファーがサメに襲われ右足を失う)。

そして先日、アラモアナボウルズで開催されていたサーフィンの大会、アラモアナ・ボウルズ・インビテーショナル・ステート・チャンピオンシップ、女子11歳以下の部の開催中にサメが目撃された。競技中の2名の女子の僅か数メートル先で12フィートのサメがのたうち回った。目撃者によるとサメの体長は約12フィート(約3.6m)で、サメは亀を捕食中だった可能性がある。

幸いなことにこの事件で怪我人はなかったがイベントは延期され、砂浜には看板が立ち、ライフガードが海を巡回し、周辺の他のサーファーに注意を呼びかけた。

オアフ島のサウスショアではサメの目撃情報が増えているが、理由は完全には解明されていない。しかし一説にはエルニーニョの到来により海水温が上昇し、サメの行動が変化していると言われている。

『サメ研究者の意見。なぜサメの目撃情報が増えているのか。サメに遭遇したら』

専門家は必ずパートナーが一緒に水中にいること、もし水中でサメに遭遇した場合できる限り落ち着いて水から上がり、水から上がれない場合はサメから目を離さないことを勧めている。

ハワイ海洋生物研究所のサメ研究者であるキム・ホーランド博士「イタチザメの生態についてはまだほとんど分かっていない。目撃情報が増えたように見えるかもしれないが、サメを撮影する人が増えたのか、サメが増えたのかは分からない。1つわかっているのは、サメの事件が発生すると、サメの報告が多くなる傾向があるということです。」

「一度噛まれただけでも、噛まれた場所が悪ければショック状態になったり、出血多量で死んでしまうこともある。もし周りに助けてくれる人がいれば、大きな助けになる。まだ不透明な話ですが、もしあなたが相手を発見したことにが相手気づいていれば、彼らは攻撃してこない傾向にある。 」

「サメは体温にあった水深で泳ぐ。海中には温度線があり、下に行くほど冷たくなり、急激に冷たい水に変わる場所があるが、サメはその線に沿って体温を調節する。そのラインが押し上げられれば、サメは温度が少し高い岸側に近づいてくるでしょう」

何はともあれ、サウスショアでサーフィンをされる方はご注目ください。

参考記事:
https://www.msn.com/en-us/sports
https://www.khon2.com/



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この記事を書いたライター

Micky-G

趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。