松田詩野が怪我を克服し優勝!松岡亜音、岩見天獅が準優勝! QS3,000ラ・ウニオン・プロ最終日
ライター: WAVAL
松田詩野 WSL / Tim Hain
フィリピン、ラウニオンのウルビズトンド・ビーチで開催中の La Union International Pro (ラ・ウニオン・インターナショナル・プロ)のイベント7日目の最終日(男女ショートボードQS3,000、男女ロングボードQS1,000)。ファイナルデーは、微風で2〜3フィートのスーパークリーン・コンディションの波で開催。第1回「La Union International Pro」でケトゥット・アグス(Ketut Agus)と松田詩野が優勝し、彼らのキャリアで最大の勝利を獲得した。
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肩の怪我から完全復活し、更にレベルアップした松田詩野がイベント最高得点で優勝
女子ファイナルでは松田詩野と松岡亜音のグーフィーフッター同士のバックサイド対決に。パワフルなバックサイドで松岡が中盤逆転。シーソーゲームとなるが、残り10分に松田が抜群のライン取りで6.30ptで逆転。更に残り8分半、ロングウォールの波にクリティカルヒットさせエクセレント8.00ptをスコア。差を広げた松田が女子のイベント最高得点15.50ptをマークし優勝を飾った。
女子ファイナル
松田詩野「波はとても良くて、優勝もできてとてもハッピーです。昨年は怪我をして良い結果が出なかったので、この勝利は今後の自信になります。 ラ・ウニオンは素晴らしい場所で、食事も美味しく、人々も素晴らしい。私のボードキャディはフィリピン人で、それが今回の優勝に繋がったと思います。」
肩の手術から完全復活となった松田詩野。今後の活躍が楽しみな選手だ(関連記事:松田詩野「辛い経験をして自分の課題が明確に。それに取り組める事にワクワクしている」)。
松田詩野 WSL / Tim Hain
松田詩野 WSL / Tim Hain
松田詩野 WSL / Tim Hain
松岡亜音 WSL / Tim Hain
松岡亜音 WSL / Tim Hain
松岡亜音 WSL / Tim Hain
松岡亜音 WSL / Tim Hain
松岡亜音 WSL / Tim Hain
松岡亜音 松田詩野 WSL / Tim Hain
CS出場を狙う岩見天獅が準優勝
メンズファイナルはインドネシアのインドネシアのケトゥット・アグスと岩見天獅が対戦。ケトゥット・アグス(IDN)は、これまでハイポイントスコアで全てのラウンドを勝ち上がって来たが、ベストパフォーマンスを最後に持ってきた。
アグスはファーストライドでパーフェクトに近い9.50ptをマーク。岩見も追い上げるが後半、更にエクセレント8.75ptでバックアップを上げたアグスが、本イベント最高得点となるトータル18.25ptを記録。全てのターンにおいてクリーンでバラエティに富んだ演技でスコアを上げたアグスが優勝を飾った。
ファイナルで岩見天獅はケトゥットに及ばなかったものの、キャリア最高の結果でフィリピンを後にした。2023年のチャレンジャー・シリーズへの出場権も視野に入っている。
岩見天獅 WSL / Tim Hain
ケトゥット・アグスがリオ・ワイダの後を追う
ケトゥット・アグス「リオ・ワイダのCTに入りたいのでチャレンジャーに戻り、このイベントのために沢山の準備をして来ました。ファイナルに向けてパドルアウトした時、このファイナルが本イベントのベストコンディションであると思ってとてもストークしました。最初の波に乗り、スコアを聞いた時、あの波を与えてくれた神と9.50ptを出したジャッジに本当に感謝しました。しかし、岩見天獅がリッピングして良いスコアを出していたので、1本のビッグスコアでは十分では無くバックアップのハイスコアが必要であると思った。だからリラックスしてヒートをコントロールし、彼のビッグスコアのチャンスを減らすことに努めました。 全てが上手くいって、この勝利に繋がりました。」
WSL / Tim Hain
WSL / Tim Hain
WSL / Tim Hain
WSL / Tim Hain
インドネシアのケトゥット・アグス(IDN)は、今日La Union International Pro QS 3,000で自信のキャリア、最大の勝利を収めた。WSL / Tim Hain
インドネシアはリオ・ワイダのCT入りをキッカケに、コンペサーフィン向けにサーフィンもカスタム。ハイクオリティーな波を有し元々サーフィンレベルが高い国だが、コンペサーフィンレベルも格段に上がって来ている。今後インドネシアサーファーが世界で活躍していきそうです。
La Union International Pro – Day 7 最終日 Live
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