WSLが2023年シーズンのCT出場選手リストを正式発表

2023年レギュラーCTシーズン最終イベント、2024年パリ五輪の開催地となるチョープー © WSL / Damien Poullenot

ワールド・サーフ・リーグ（WSL）ツアー＆コンペティション・チームは、2023年チャンピオンシップ・ツアー（CT）シーズンの公式出場選手リストを公開した。2023 WSL CTは、2022 CTと2022チャレンジャー・シリーズのランキング上位と、WSL Tours and Competitionチームが選出するシーズンおよびイベントのワイルドカードによって世界最高のサーファーの出場が決定する。

2022年よりフルモデルチェンジされた枠組みでの2年目となる2023年シーズンが1月29日からスタート。2023年も男女同会場で、同大会数、同賞金額で競われる。CTフォーマットは、Billabong Pro Pipelineでシーズンをスタートし、シーズン中盤のMid-season Cutを経て、世界タイトルをかけて戦うWSL Final 5、Rip Curl WSL Finalsにて幕を閉じる。

WSL SVP of Tours and Head of Competitionのジェシ・マイリーダイヤー「私たちは、Championship Tourの新しい参加者を歓迎し、正式リリースできてとても嬉しい。私たちは、史上初の男女合同スケジュールと賞金均等の継続という画期的なシーズンを終えており、2023年以降も歴史を作り続けていくでしょう。

2022年シーズンが終了してすぐにもう、来シーズンが待ち遠しいです。モロッコ代表のラムジ・ブキアム、インドネシア代表のワイダ・リオと、新たな国を代表してワールドクラスのアスリートたちがCTにおいて中心的な役割を担うことになる。私たちのサーファーは世界のロールモデルであり、次世代への道を切り開き、何が可能かを世界に示す存在なのです。」

男子2023年チャンピオンシップ・ツアーは、以下のメンバーで構成されるWSLトップ36によって争われる。

・2022年CTランキングの上位22名
・2022年チャレンジャー・シリーズ・ランキング上位10位
・WSLシーズンワイルドカード2枚
・イベントワイルドカード2枚

女子の2023チャンピオンシップ・ツアーは、WSLトップ18で構成され争われる。

・2022年CTランキングの上位10名
・2022年チャレンジャーシリーズランキング上位5名
・WSLシーズンワイルドカード2枚
・イベントワイルドカード1枚

2023年のCTシーズンは、男子36名、女子18名でスタートし、シーズン途中からメンズ24名、ウイメンズ12名に絞られる。上位サーファーは自動的に2024年のCTにリクオリファイし、さらにツアー後半に進み、シーズン・ワイルドカード1枚とイベント・ワイルドカード1枚（メンズ・ワイルドカード2枚、ウィメンズ・ワイルドカード2枚）が追加される。

今シーズン発表されたWSLワイルドカードに加え、WSLは、メンズ大会に1名、ウイメンズ大会に1名のWSLリプレースメントも割り当てた。WSLリプレイスメント・サーファーは、CTサーファーがコンペティションを辞退した場合、世界最高峰のサーファーに混じってサーフィンすることになる。

テレサ・ボンバロ（PRT）とカルロス・ムニョスがリプレイスメント枠を獲得

WSLリプレイスメントスポットは、ミッドシーズン・カットの前のシーズンの最初の5つの大会でのみ利用可能。2023年のWSLリプレイスメントは、テレサ・ボンバロ（PRT）とカルロス・ムニョス（CRI）となる。

2023年WCT出場 – 女子選手

■2022年CTランキングからの予選通過者トップ10

ステファニー・ギルモア(AUS)
カリッサ・ムーア(HAW)
ジョアン・デフェイ(FRA)
タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)
ブリッサ・ヘネシー（CRI）
レイキー・ピーターソン（USA）
コートニー・コンローグ（USA）
タイラー・ライト(AUS)
ガブリエラ・ブライアン(HAW)
イザベラ・ニコルズ（AUS）

■2022年チャレンジャーシリーズ・ランキングから予選上位5名

ベティルー・サクラ・ジョンソン（HAW）
メイシー・キャラハン(AUS）
モリー・ピックラム(AUS）
ケイトリン・シマーズ（USA）
ソフィー・マッカロク（AUS）

■WSLシーズン ワイルドカード

キャロライン・マークス（USA）
サリー・フィッツギボンズ(AUS）

■WSLリプレース

テレサ・ボンヴァロット（PRT）

2023年WCT出場 – 男子選手

■2022年CTランキングからの予選通過者上位22名

フィリペ・トレド(BRA)
イタロ・フェレイラ(BRA)
ジャック・ロビンソン（AUS）
イーサン・ユーイング(AUS）
五十嵐カノア (JPN)
ミゲル・プポ(BRA)
グリフィン・コラピント（USA）
カイオ・イベリ(BRA)
コナー・オリアリー(AUS）
カラム・ロブソン（AUS）
サミュエル・プポ(BRA)
ジョン・ジョン・フローレンス（HAW）
マシュー・マクギルブレイ（ZAF）
ジョーディ・スミス（ZAF）
ケリー・スレーター（USA）
バロンマミヤ（HAW）
ナット・ヤング（アメリカ）
ジェイク・マーシャル（USA）
コロヘ・アンディーノ（USA）
ジャドソン・アンドレ(BRA)
セス・モニーツ（HAW）
ジャクソン・ベイカー(AUS)

■2022年チャレンジャーシリーズ・ランキングから予選通過者トップ10を発表

レオナルド・フィオラバンティ（ITA）
ライアン・カリナン(AUS)
和井田理央（IND）
マキシム・ユスキュノ（FRA）
ラムジ・ブーヒアム（MAR）
マイケル・ロドリゲス(BRA)
イアン・ジェンティル（HAW）
ジョアン・チアンカ(BRA)
リアム・オブライエン(AUS)
エゼキエル・ラウ(HAW)

■WSLシーズン ワイルドカード

ガブリエル・メディナ(BRA)
ヤゴ・ドラ(BRA)

■WSLリプレース
カルロス・ムニョス（CRI）

2023年WCTツアースケジュール

2023年WSLチャンピオンシップ・スケジュールを発表！2024年パリ五輪のトップクオリフィケーション

Billabong Pro Pipelineが2023年CTシーズンのキックオフへ

2023 WSL Championship Tourの最初の開催地は、2022年1月29日から2月10日までのBillabong Pro Pipelineとなる予定。昨シーズン、パイプラインで初のフルコンペティションに出場し、歴史を作った彼女たちは、2023年CTシーズンのキックオフとなる1月も道を切り開くことになる。