野中美波がモアナ・ジョーンズを破り初戦突破!CS最終戦 Haleiwa Challengeが開幕
ライター: WAVAL
野中美波 Photo by Tony Heff/WSL
HALEIWA, Oahu/Hawaii , World Surf League (WSL) 2022 Challenger Series (CS) の最終戦となるハワイ Haleiwa Challengerが10フィートの整ったフェイスで大会が開幕した。メンズとウィメンズは、それぞれのオープニング・ラウンドが開催。チャンピオンシップ・ツアー(CT)のクオリフィケーションを獲得するために重要なシナリオがスタートした。
野中美波が初戦突破
オープニングラウンドH6で野中美波と前田マヒナが同ヒートに。開始早々にヒートハイエスト6.83ptをスコアしバックアップも揃えた野中美波が2位ラウンドアップ。今年2月 女子初となるパイプラインCTイベントに、ワイルドカード出場し優勝したハワイアンローカルのモアナ・ジョーンズ・ウォンを抑えてのラウンドアップとなった。逆転したい前田マヒナは終了間際にビッグセットを掴むがショルダー続かず悔しい初戦敗退となった。
その他、松永莉奈、脇田紗良は初戦敗退。次のRound of 32からCTクオリファイを目指す都筑有夢路が登場。初戦を勝利した野中美波はハワイアンローカルのココ・ホー、ガブリエル・ブライアンという超強豪との対戦。下馬票を覆しての勝利に期待して応援したい。
ココ・ホー
Coco Ho Photo by Tony Heff/WSL
・次のRound of 32 野中美波、都筑有夢路の対戦カード
・女子オープニングラウンド結果
上山キアヌと稲葉玲王が初戦敗退。脇田太一がジョンジョン・フローレンスと対戦
男子オープニングラウンドに出場した上山キアヌと稲葉玲王は共に初戦敗退。次のRound of 64から脇田太一が登場し、元世界チャンピオンのジョンジョン・フローレンスと対戦する。
稲葉玲王のヒートはローカルサーファーがハイスコアを連発。ハレイワのシャイオン・クロフォードは初戦のヒート7でエクセレント8.53ptと7.77ptのバックアップをスコア。イーライ・ハンネマン(HAW)が8.60ptでオープニングを飾ったものの、クロフォードはプライオリティを使い、カリフォルニアのリーバイ・スローソン、日本の稲葉玲王を下し勝ち上がった。
クロフォード「小さい頃からずっとこの波でサーフィンしてきて、この波の事はよく知っているから、今日はかなりシックだったよ。一日中見ていたけどビッグターンをしたいと思って、早くサーフィンがしたくなった。そしてビッグターンを決めて勝つことができたよ」。
カウリ・ヴァースト 初日のハイエスト9.00ptをスコア
Kauli Vaast Photo by Tony Heff/WSL
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2022年の注目選手、カウリ・ヴァースト(FRA)は、初戦のH5でハレイワに押し寄せるパワフルなセットの波でパーフェクトに近い9.00ptをスコアし初日の大会ハイエストを記録、ワールドクラスのサーフィンを見せつけた。 ヴァーストの多彩なバックハンドで、オーストラリアの強豪クリス・ザフィス(AUS)やオリンピック・選手のビリー・ステアマンド (NZL)、ハワイ マウイの ジャクソン・バンチといった強豪達に勝利。
カウリ・ヴァースト「ヒートの最初にプライオリティを持っていたので、その1本を見た時、これだと思った。9.00ptを聞いたとき、バックアップが必要だと思ったので、すぐに別の小さい波に乗って勝利できたよ。」
・男子オープニングラウンド結果
CS最終戦Haleiwa Challenge 初日ハイライト
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この記事を書いたライター
WAVAL
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