都筑有夢路がベスト8進出！ガブリエル・メディーナ9.33pt！CS第6戦サクアレマ5日目

Amuro Tsuzuki Thiago Diz/WSL

CTクオリファイ予選となる、World Surf League (WSL) Challenger Series #6 Corona Saquarema Pro pres.by Banco do Brasil（コロナ・サクアレマ・プロ）5日目が、プライア・デ・イタウナ (Praia de Itaúna) ビーチで開催。コンディションは前日と同様3〜5フィートレンジの波で、軽いオフショアの風で始まるも午後になるとオンショアが強まりコンディションが悪化。波の選択が重要になった。しかしハイスコアライディングや、CTクオリファイが決定するなど会場は大いに盛り上がった。

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メディナとプポのブラジリア対決

チャンピオンシップ・ツアー（CT）のハイレベルな戦いとなったRound of 16のヒート4では、ブラジリアンのガブリエル・メディーナ （BRA）とミゲール・プポ（BRA）がマッチアップ。両者は2011年に共にCTクオリファイを果たし、これまでツアーで11回対戦しているがメディーナが10勝1敗と圧勝している。

プポは7.33ptと5.90ptのトータルスコア13.23ptをマークし、素早くリードした。しかしその後メディーナは攻撃モードに入り、長いレフトラインでスピードを付け、ビッグフロントサイド・フルローテーションをブーストしてビーチ全体をわかせた。その演技に9.33ptが付き、更に6.07ptのバックアップスコアで、最終的に15.40pt対13.23ptでプポを破った。

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ガブリエル・メディーナ「このヒートは本当に楽しくて、一番大きなセクションで勝つことができた。僕は沢山トレーニングをしてきて、それがあのようなエアに挑戦する自信に繋がっているんだ。成功させるには自信と準備が必要で、100％の気持ちであのような波をもっと見つけられるようになるといいんだけどね。」

親友プポとの対戦について聞かれると、メディーナは「ミギー（プポ）は僕の兄弟みたいなもので、昔から一緒にサーフィンをしてきたし、どちらが次に進んでもハッピーになると思っていた。残念ながらどちらかが敗退しなければならなかったけど、クオーターファイナルに進出できて嬉しいよ。」

モリー・ピックラムとケイトリン・シマーズが2023年CT入り確定

モリー・ピックラム（オーストラリア）とケイトリン・シマーズ（アメリカ）が、2023年チャンピオンシップ・ツアーへの出場権を獲得した。ピクラムは、Round of 64でインターフェアによる早期敗退を喫しており、このニュースはピクラムにとって安心材料となった。 ピクラムは2022年にCT出場権を獲得したが、シーズンミッドカットで脱落し、これが2度目のCT出場となる。シマーズも2022年にCT出場権を獲得したが、その機会を自ら見送った。今、この若きセンセーション達の活躍に注目だ。

都筑有夢路がベスト8進出

Amuro Tsuzuki Photo by Daniel Smorigo/WSL

ベティルー・サクラ・ジョンソン（HAW）は、ファイナルに進出していればCSランキングトップに行けた唯一の選手だったが、今日Round of 16で都筑有夢路に敗退。都筑はクオーターファイナルでサクアレマを第2のホームとしているサマー・マセド（BRA）と戦うこととなった。マセドはRound of 16でサラ・バウム（ZAF）を10.37pt 対 9.80ptの僅差で破り、ジャッジメントの長い審議の末に確定している。

女子クオーターファイナルの結果は、ハワイ ハレイワで開催されるチャレンジャーシリーズ最終イベント前に、誰がランキングトップに食い込むかに大きな影響を与えることになる。次がファイナルデーとなる予定です。

WSL CS第6戦コロナ・サクアレマ・プロ 5日目 ハイライト映像

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