稲葉玲王、脇田泰地が初戦突破!村上舜が怪我から復帰『南アフリカ CS第3戦バリトプロが開催』
ライター: WAVAL
復帰第1戦となった村上舜 Photo WSL/PierreTostee
WSL CS(チャレンジャーシリーズ)第3戦『Ballito Pro Presented By O’Neill』の初日が、南アフリカのバリト、ウィラードビーチで開催。2~3フィートの波でメンズの初戦 Round of 96の16ヒートが終了した。チャンピオンシップ・ツアーに参戦していた選手や、クオリファイシリーズの有名選手が上位を占め、ハワイアンのエゼキエル・ラウ(HAW)、キアヌ・アシング(HAW)、イマイカラニ・デヴォルト(HAW)、ブラジルのデビッド・シルバ(BRA)、アレホ・ムニーツ(BRA)といった面々が勝ち上がった。
日本からは稲葉玲王、上山キアヌ久里朱、脇田泰地と、今年4月 ジャパンオープンでの足の骨折から今回、遂に復帰した村上舜が出場(関連記事:『第3回ジャパンオープン』村上舜・都筑有夢路が優勝した決勝戦ハイライト映像)。大原洋人は推薦枠で出場権を得ていたが腰痛治療のため欠場。初日は稲葉玲王、脇田泰地が初戦突破したものの、上山キアヌ久里朱、村上舜は初戦敗退となった。
鋭いレイバックからリップアクションへのコンビで初戦突破を決めた脇田泰地
Photo WSL/AlanvanGysen
残り6分を切った場面から鋭いバックサイドを決め逆転で2位通過!稲葉玲王
Photo WSL/PierreTostee
初戦の結果
ディフェンディングチャンピオン デビッド・シルバ
ブラジルのデビッド・シルバは、前回2019年に開催されたQS10,000 CSイベント Ballitoでのディフェンディングチャンピオン。同年のCTにクオリファイしたものの、初開催のミッドシーズン・カットによりツアーから脱落したばかり。来年のCTリクオリファイを目指しChallenger Seriesで活躍する予定だ。シルバは初日16ヒート中、最も高いヒートトータルスコアを記録した。
デビッド・シルバ「コンディションはタフだったけど、ライディングには満足だよ。他の選手達は良いスタートを切ったし、イージーヒートでは無かったね。」
CSランキング2位の和井田理央
和井田理央 Photo WSL/PierreTostee
Challengerシリーズランキング2位で、GWM Sydney Surf Proで優勝した和井田理央(IDN)は、元世界ジュニアチャンピオンのマテウス・ハーディ(BRA)と共に勝ち進んだ。2人はダイナミックなサーフィンを繰り広げた。
和井田理央「かなりハードなコンディションだったけどチャンスはあって、沢山の波を掴んでしてスコアを伸ばすことができたね。チャレンジャー・シリーズ2位のポジションでこのイベントに参加できた事は、本当に素晴らしいと思う。マンリーでの優勝で、このイベントに向けてより自信を持つことができたんだ。自分を信じて、いつも通りのサーフィンをするつもり。目標はクオリファイなので、良い結果を出すことに集中しています。」
南アフリカのスーパースター、ジョーディ・スミスが初戦敗退
最初の大逆転劇はヒート12で起こり、南アフリカのスーパースター、ジョーディ・スミス(RSA)はバリトでの初戦ヒートで敗退した。スミスは、同じ南アフリカのジュニアサーファーであるルーク・トンプソン(RSA)は、バリト・プロ・トライアルズで準優勝し、メインイベントへの出場権を得たばかりで、その勢いのままこの本戦に臨んだ。
ルーク・トンプソン「ジョーディ・スミスとヒートできて嬉しかったよ。またジョーダン・ローラーや、ヴァスコ・リベイロという僕のサーフアイドルとヒートできたことは名誉なこと。この前に3つのイベントがあり、ウォームアップができた。ボードの調子も良く、自信もあります。1ヒート1ヒート頑張ります。」
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