2020年秋に開業予定!最新技術を使用した牧之原市ウェイブプールの開発目的や施設概要
ライター: WAVAL
静岡県牧之原市のサーフィン専用ウェイブプール開発イメージ
BSRリゾートで使用中の最新造波装置を利用したウェイブプールの開発目的など
遂に日本にも待望の本格的サーフィン専用ウェイブプールが誕生する。そして本日、静岡県牧之原市静波に登記を置く開発会社 Surf Stadium Japan株式会社により内容が公開された。この国際大会も開催可能なウェイブプールの建設、及びプール事業の概要については以下をチェック!
初心者からトップアスリートまで対応可能なサーフィン用ウェイブプール
このウェイブプール施設は日本、及びアジアで初の本格的な大型サーフィン用ウェイブプールとなり、レジャーとしてのサーフィンから世界レベルの競技会まで対応可能な波を最新テクノロジーにより提供し、初心者からトップアスリートまで対応可能な施設を目指すものとなる。
・静岡県牧之原市静波
サーフィンをより身近なスポーツに。世界で活躍する日本人アスリートの育成に
開発目的はサーフィンをより身近なスポーツとして普及させると共に、自然では実現不可能な安定した波を連続して造波することで将来のトップアスリートの練習の場として活用し、世界で活躍する日本人アスリートの育成を行う。又、地域貢献の一助とし、牧之原市の沿岸部活性化計画の一翼を担う施設としても機能させる。
米国、中国チームのホストタウン牧之原市
2020東京オリンピックでは「サーフィン」が初めて正式種目に。年間を通してサーフィンが楽しめる牧之原市周辺は、年間60万人のサーファーが訪れる人気スポットでも有り、既に東京オリンピックに出場する米国、中国チームのホストタウンにも正式に指定されている。
日本のサーフィン技量向上、子供からシニア、体の不自由な方までより安全安心なサーフィン体験が楽しめる施設を目指す
天候などに左右されない安定した波を常時発生することで日本でのサーフィン技量は飛躍的に向上することが見込まれると共に、子供からシニア、体の不自由な皆様までより安全安心な体験サーフィンが楽しめる施設を目指す。
本計画は現在静岡県及び牧之原市の開発に伴う行政手続き中。施設・会社の概要は以下の通りとなる。
牧之原市ウェイブプール 施設概要
1.プールの規模:横幅約150m × 縦60mの半楕円形状
2.波の特徴:柔らかい入門用の波から、1.8mの波高で筒状や、エアリアル(空中)競技用の波も造波可能。自然の波をはるかに凌ぐ理想的な波を安定的に提供
3.平均乗波時間:約10秒程度
4.開業予定:2020年秋を予定
5.造波装置:AMERICAN WAVE MACHINE社
Perfect Swell 240型
米国サーフィンナショナルチームの指定練習場であるBSRリゾートで使用中の装置と同仕様
AMERICAN WAVE MACHINE社のウェイブプール
6.営業概要:施設使用料金、営業時間等詳細は現在策定中
つい先日、種子島でのナイトサーフィン場オープンの情報が公開されたばかりだが(日本初のナイトサーフィン施設が種子島にオープン!光るサーフボードでのナイトサーフィン映像)、サーフィン活性化の流れに伴い静岡県以外でも国内ウェイブプール構想は今後広がって行きそうだ。2020年オリンピック新追加競技となり波に乗るサーフィン競技、このウェイブプールが地域活性化にも繋がるツールの1つにとなればと思う。
更に具体的且つ詳細な内容については正式に許認可を取得後に別途リリース。公式HPは明日以降に開設予定となる。乞うご期待!
https://surfstadium-japan.co.jp
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この記事を書いたライター
WAVAL
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