世界で活躍する未来のサーファーを育てる。バリ島でスキルやマナーを学ぶキッズキャンプとは

ライター: AKIKO

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バリ島の上質な波でスキルを伸ばすキッズキャンプ
インドネシア バリ島

「子供達に海でのマナーやルール、雰囲気を感じ取って、大好きなサーフィンを楽しんで欲しい。」

若い頃にサーフィンに夢中になった世代が子供を持ち、その子供にサーフィンをやらせたいと思う親。またプロサーファーになりたい!と夢を抱く子供たちも増えていると思います。少し前までは独学や先輩に教えてもらうというアプローチが多かったサーフィンですが、今やサーフィンも進化し、コーチングをつける時代に。

そこで今回は、今までの受け入れ人数約200人、リピーター多数、2019年度NSA強化指定選手75名中 45%がキッズキャンプ出身という驚異の実績を持つYESCOに話を聞かせて頂きました。サーフィンスキルだけでなく、海外での自立した生活、海でのマナー、ルールと、子供の教育にも通じる貴重なサーフトリッププログラムです。

【Index】
1.キッズキャンプとは?
・YESCOプロフィール
・一日の流れ
・宿泊施設
・食事の様子
2.キッズキャンプへの想い
3.募集時期、参加条件



1.キッズキャンプとは?

YESCOと夫のペペン・ヘンドリックがバリ滞在中、サーフコーチ兼保護者として子供たちをサポート。空港の迎えはもちろん、帰国時12歳未満は同意書がなければ飛行機に乗れないので、UM(大人が同伴しない子供を航空会社職員がサポートするサービス)のサポーターへの引渡しまで見送って行く。万が一の病気の時は自宅に医師を呼んで診察してもらう。一日の様子はFacebookにアップされ親が確認できるなど、安心して子供を託せるシステムが整っている。

・YESCO プロフィール

1968年6月19日生まれ。神奈川県横浜市出身。現在はバリ在住。主な戦歴は1989年NSA全日本選手権優勝。過去4度JPSAグランドチャンピオンに輝き女性サーファーの一時代を築く。現在はバリにサーフィン修行に来るキッズサーファーを対象にキャンプを開催。多くのプロサーファーを生み出している。

・一日の流れ

潮の時間にもよるが早い出発だと朝5時、遅めなら8時くらいから始動し、朝食前はヨガからスタートするのがルール。上質の波でサーフィンして欲しいという思いからよく行くポイントはチャングー、クラマス、ウルワツ、ハーフウェーなど。昼食は海のワルンやレストランでとったあとサーフィン。たいてい2ラウンドはサーフィンし、夕食はその時々に合わせて外食や宿泊施設で。夕食後、撮影したライディングのビデオを見ながらレクチャーし、1人ずつ課題を与えてキャンプ滞在中にクリアできるようにしていく。学校の宿題がある子は日本から持参してきて各自取り組む。

・宿泊施設の様子

広々としたリビングルーム、おしゃれなダイニングテーブル、緑が生い茂る中庭。センスがよく開放的な雰囲気で南国ムードたっぷり。キャンプ専用の部屋は4室あり人数に応じて男女別に割り振る。シャワーも交代で声をかけ合って使用。洗濯物は出す場所が決まっており、干すのは各自で行う。

リビング
バリ島の上質な波でスキルを伸ばすキッズキャンプ

ダイニング
バリ島の上質な波でスキルを伸ばすキッズキャンプ

中庭
バリ島の上質な波でスキルを伸ばすキッズキャンプ

バリ島の上質な波でスキルを伸ばすキッズキャンプ

タンスが割り振られ、持ち物は各自で管理。私物を入れる子供たち。

・食事の様子

この日はキャンプ初日ということで夕食は日本の手作りカレー、サラダ、スープ。水筒とコップは各自持参でウォーターサーバーを使用してよい。次々飛び出す子供たちからの質問や近況報告に笑顔で答えるYESCO。自身の事を「おばちゃんねー、」と語るのもとても和やかなムード。洗い物や後片付けも各自で。ここでもリピーターの子が場所や方法を慣れない子にレクチャーしてあげていて、子供たちの協力体制もばっちりです。

ご飯をよそる らま君
バリ島の上質な波でスキルを伸ばすキッズキャンプ

食卓の様子
バリ島の上質な波でスキルを伸ばすキッズキャンプ

2.キッズキャンプへの想い

キッズキャンプを開催していて嬉しい事は、子供たちが大会で良い結果を出した時と、日本に戻ってからも言われた事を意識して改善してまたバリに戻って来てくれる事。サーフィンのスキル、親元から離れ自立した生活はもちろん身につけて欲しい。もっとも子供たちに伝えたい事は、海での細かいマナーやルール、そこのポイントの雰囲気などを感じ取って、大好きなサーフィンを楽しんで欲しい。これから世界に出て行く子供たちなので、どこに出ても恥ずかしくない様、まずはここバリからそれらを学んで欲しい。

3.募集時期・参加条件

募集時期は日本の学校の休みに沿った春休み、夏休み、秋休み、冬休みがメイン。その合間に少人数のプライベートキャンプが入る事も。参加条件は泳ぎが出来て、うねりからテイクオフ出来る事。自己管理が出来る事。20歳未満である事。一週間以上の滞在が出来る事。
募集の告知はこちら
子供たちのライディング映像満載のYoutube

バリの上質な波で思い切りサーフィンできるキッズキャンプ。YESCOの温和な人柄もステキです。手厚いサポート万全ですので安心して子供を送り出せます。ぜひ次回のキッズキャンプに子供を参加させてみてはいかがでしょうか?



"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

AKIKO

酒とサーフィンとトリップをこよなく愛する二児の母&主婦。ママになってからの方がサーフィン熱が上がってます。センスも技術もないけど波運だけはあります。
・blog: https://ryoshiyome.com/
・Instagram: @akikoba5884