1978年サーフィン映画『ビッグ・ウェンズデー』のジャン・マイケル・ヴィンセント氏が74歳で他界

ライター: Micky-G

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サーフィン映画

1978年のサーフィン映画『ビッグ・ウェンズデー』の主役の1人となるマット役、ジャン・マイケル・ヴィンセント氏が2月10日に心不全のため、米南部ノースカロライナ州の病院で死去していた。74歳で人生の幕を閉じた。

ジャン・マイケル・ヴィンセントはこのサーフィン史に残る名作『ビッグ・ウェンズデー』で多くの観客に鮮烈な印象を残し、スターの仲間入りを果たす。その後も人気テレビドラマシリーズの主演などにも抜擢され活躍。しかしこの頃からアルコールやドラッグに依存するようになる。1996年自動車事故により頸椎と声帯に損傷を負い、役者として致命的なかすれ声に、2002年以降は表舞台から姿を消しており、2012年には右足の感染症で切断手術を受けていた。映画ビッグ・ウェンズデーによりサーフィンを始めた人、熱狂した人は数知れず。心より感謝と哀悼の意を表します。

・映画『ビッグ・ウェンズデー』
1960年代初めカリフォルニアで、マット、ジャック、リロイを中心とする若者達のサーフィングループは、水曜日にやって来るという世界最大の波“ビッグ・ウェンズデー”に挑戦することを夢見ていた。そんな頃、彼らにもベトナム戦争の徴兵令状が来る。グループの大半が懲兵を免れようとしている中で、優等生だったジャックは懲兵検査を受けてベトナムへと出征。ベトナム戦争が終わった1970年代の半ば、彼らが待ちに待った、“ビッグ・ウェンズデー”の日がやってきた。ジャック、リロイ、マットの3人は再会を喜び、サーフボードに乗って“ビッグ・ウェンズデー”に向かっていっていく。…



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この記事を書いたライター

Micky-G

趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。