サーフィンと海を愛する人気モデル”マーシー”こと『三浦理志』海にかける思いとは

ライター: WAVAL(ウェイバル)

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

三浦理志 サーフィン
写真:横山泰介

三浦理志:1970年、神奈川県藤沢市出身。 愛称は「マーシー」。 18歳で雑誌モデルとしてデビュー。以後、ファッションモデルやサーフィン雑誌で活躍。サーフィン歴は30年以上と根っからの波乗り好き。ホームブレイクは湘南・辻堂

モデルでサーファーのマーシーこと『三浦理志』- インタビュー

サーフィン雑誌やファッション誌の表紙を飾るなど、人気モデルとして活躍する「マーシー」こと三浦理志さん。高校生でサーフィンを始めて以来、今もオフタイムには海に通い続けているコアなサーファーだ。そんなマーシーさんに海にかける思いを聞いた。

記事転載元: SFJ
三浦理志 サーフィン知人のシェイパーとコラボレーションして、マーシーモデルのサーフボードをリリースするほど、サーフィンにのめりこんでいるマーシーさん

・サーフィンとファッションモデルを始めたきっかけ

SURFRIDER FOUNDATION JAPAN (以下SFJ ) :まずは、サーフィンを始めたきっかけを教えていただけますか?

「子どものころ、毎年夏になると海水浴に行っていたのですが、海でサーファーのお兄さんやお姉さんを見て、子供の心にも「恰好いいな」と思っていました。ずっと「サーフィンやりたいな」と思っていたのですが、周りにサーファーがいなくて。それで高校に入ったら、他の中学出身の友達がサーフィンをやっていたので、鎌倉の海へ連れて行ってもらったのが最初ですね。サーフボードもウエットスーツも一つしかなかったので、友達3人で順番に海に入りました。一人が入ったら、二人は砂浜で待っている(笑)。」

SFJ :その後、ファッションモデルになったんですね。

「高校を卒業して、定職に就かずにアルバイトをしながら、サーフィンばかりやっていたんです。友達の知り合いがモデルをやっていて、事務所を作るということで、僕の写真を見たら「会いたい」となりました。本当は、全くやる気がなかったんですけど。早速、雑誌『Fine』の編集部に連れて行ってもらったら、すぐに仕事が決まったんです。そこからがスタートです。」

SFJ :モデルという仕事は、日焼けは厳禁だそうですが…。

「はい、最初はすごく怒られましたね。ウェットの跡がついてしまったり…。女性モデルと一緒の撮影の時など、僕が黒すぎるので、ライティングを追加しなければなりませんし。当時はスタッフや業界の方でサーフィンをしている人も少なかったのですが、今は増えてきています。だから本当はいけないんですけど、こうしてずっとやってきて、ちょっと大目に見てもらっているところもあるのかなと(笑)。」

SFJ :そこまでサーフィンにのめり込む理由は?

「僕は本当に飽きっぽい性格で、子どものころからサッカーや野球もやってきましたが、何一つ続いたことがない…。もちろん勉強も嫌いで全然やらなかったですけど(笑)。それがサーフィンは30年も続いている。シンプルに気持ちがいいのと、終わりがないのが魅力なのかな。「いい波に乗りたい」、「こういうことができるようになりたい」、「もっと、楽しみたい」とか、それがあるからまだ続けられるんでしょうね。なんですかね…。僕の生活の一部と言うのもなんですけど。とにかくサーフィンがあって、今の僕があるという感じだと思うんです。サーフィンって、ちょっと言葉で言い表すのは難しいです。不思議ですよね。」

三浦理志 サーフィン
「年をとってサーフィンができなくなったら、どうしようかと今から不安です(笑)。代わりになるような趣味を仲間と探しているのが、なかなか見つからない。やはり、サーフィンは楽しいですね」

・海の環境問題について

SFJ :海の環境問題についてお聞かせ下さい。今、マーシーさんが、海の環境に対して何か実践していることはありますか?

「海から上がって、ゴミが落ちているのに気付いたら、拾うようにはしています。26才の時に一度モデルをやめて、ニュージーランドで2年ちょっとサーフィンをしながら働いてんですよ。やはり向こうの海は奇麗なんですよ。ビーチクリーンをしているわけではないのに、一人一人の意識が高いんですね。それで湘南に帰って来きて海に行ったら、「あ、汚いな」と。それから、ずっとゴミは拾っています。」

SFJ :石けんやシャンプーも、できるだけ使わないようにしているそうですね。

「母親の影響です。僕が小さいころから、合成洗剤とか使わなかったんです。以前、琵琶湖もすごく水質が悪化していて、地元の人達が合成洗剤使わないようにして改善したということがあったそうなんです(1970年代後半、琵琶湖で水質悪化による淡水赤潮が発生したことをきっかけに主婦を中心とした市民が、合成洗剤の使用をやめて粉石けんを使おうという「石けん運動」を起こして、環境が改善された)。

その石けんを取り寄せて使っていました。だけど、一般的な石けんと違って、真っ白にならず体操着とかもちょっと黄ばむんです。香りもよくなくて、それがすごく嫌だったんです。母親に文句を言ったら、「一人でも多くの人が、そういう意識を持てば海も奇麗になるのよ」と。当時は、「何言っているんだ」と思っていたんですが、サーフィンを始めるようになってわかるようになりました。一人でも多くの人が、例えばシャンプーを毎日使わない、とか意識するようになれば、絶対環境は変わってくると思うんです。僕も敏感肌というのもありますが、シャンプー剤を使わないノーシャンなんです。体を洗う時も石けんは使わない。みんなが自分のできることを少しだけでも実践すれば、今までよりも少しは改善されると思います。なるべくレジ袋やペットボトルを使わないとか、洗剤の量を減らすとか…。」

SFJ :現在、辻堂近辺のサーファーの間では、雨で水量が増えると、下水処理場が汚水を海に流出していることが問題になっています。昨年末にサーフライダーファウンデーションの水質調査活動による働きかけで、下水処理施設の大掛かりな改良工事がされることが決まりました。辻堂をホームブレイクにしているマーシーさんにとっても身近な問題ですよね。

「何年か前に、大雨が降ると汚水が海に流れ出ていることを耳にしました。このご時世に、そんなことが行われているとは驚きでした。先進国と思っていた日本が…。なぜもっと早く改善することができなかったのかと不思議に思います。やはり、まだまだ日本も環境問題に対して遅れているのだと感じました。工事が行われることが決まりうれしく思います!」

SFJ :ありがとうございました。


 

執筆者:佐野 崇

*本記事はSFJより依頼、又は許諾を得て掲載しております。


・サーフライダーファウンデーション(SFJ:Surfrider Foundation)とは

カリフォルニアのサーファー達が、自主的に始めたサーフポイントの水質調査活動。それがサーフライダーファウンデーションのルーツです。サーフライダーファウンデーションは、1984年にカリフォルニアで発足しました。日本では1993年から活動を開始、2011年に一般社団法人となりました。現在世界23ヶ国で活動、約25万人のメンバーがいる国際環境NGOです。

*国際環境NGOとは?
非政府組織 : Non Governmental Organizations – NGO、国際的な規模で活動する、市民の組織です。国内においては政府を補完する役割を持ち、環境保護活動に重要な役割を担う組織です。

*一般社団法人とは?
「民による公益の増進」を目的に2008年に施行された「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」に基づいて設立された、営利を目的としない法人組織です。SFJは将来「公益社団


・SFJ関連記事:
→︎年々深刻化するバリ島のゴミ問題!ビーチクリーン活動を行う意義とは
湯川正人がオーストラリアツアーで環境問題について学んだこと



"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

「いいね!」してFacebookでサーフィン情報をチェック >>

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

この記事を書いたライター

WAVAL

WAVAL(ウェイバル)

サーフィンやサーフカルチャーに興味を持つ人に向けて情報発信する、サーフィン初心者も熟練者も必見のサーフメディア。話題のサーフィン動画、上達のための記事などを人気ランキングやSNSでご紹介。
facebookやInstagram のフォローを宜しくお願い致します!
facebook.com/keeponsurf/
@waval.surf
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)