ナチュラルオーガニックのサーフワックスでエコフレンドリーに『Good Surf Wax』

ライター: megumi

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ナチュラルサーフワックス

世界中で大きな問題になってきている環境問題

動植物の減少、北極圏での極端な気温上昇、大気汚染、海面の上昇により失われていく島々…。取り上げればキリがないくらいに今、地球上では様々な問題が起こっています。

・水中のプラスチック問題

ここ最近では水中のプラスチック問題が大きく取り上げられ人々が改善のために動き出しています。プラスチックの大量消費の始まった1960年代、その10年後からはすでに影響が出始めていました。そして今、世界各地で死んだ海洋生物の体内から大量のプラスチックが確認されたり、無人島がゴミだらけになっていたりと…多くの海洋生物を死に至らしめる状況となっています。取り返しのつかない状況になる前に私たち一人一人にできることを小さなことでもいいので始めるのがいかに重要か、問題の深刻さが物語っています。

関連記事:簡単3ステップでわかる!『海洋プラスチック汚染問題』私達にできる取り組みとは

日焼け止めやサーフワックスの自然環境への影響

ビーチクリーンを定期的に行うなど、サーファーの海に対する尊敬心は強いものだと思います。しかし、普段からかなりの頻度で使用する日焼け止めやサーフワックスは大丈夫ないのでしょうか?この点に関しては賛否両論があり、少し判断も難しいのが現状です。

・サーフワックスの原料となる石油由来のロウ『パラフィン』

ほとんどのブランドのワックス原料は「パラフィン」から作られています。このパラフィンというのが曖昧な物で環境には悪影響を及ぼさないと謳われている一方で、もちろん反対の意見も多々あります。

でも皆さんパラフィンは石油由来のロウであることはご存知ですか?そう聞くと「石油も自然から取れるものだから」と安心していませんか?今となっては多くの日用品からコスメ、キャンドルなど私たちの生活にかなり密着している物の一つです。しかし、あなたの周りにオーガニック製品にこだわってノンパラフィンの物を使っている方も多いと思います。そうなると疑問に思いますよね、なぜそこにこだわるのか?

・人間の体は石油を代謝できない?

風邪を引いてもウイルスを消滅させ、体に毒な物は自力で代謝できるのが私たち人間のパワー。しかし石油が地表に現れたのはわずか100年ほど前のことで、以来多くの商品開発に用いられてきました。また同時にアトピー性皮膚炎など様々なトラブルが多くの人にみられるようになってきたのも事実。そして液体パラフィンは下剤として使用されていたのです。

South Carolina State University のキャンドルの燃焼実験では有害成分が検出されたという結果も出ています。しかし数値としては低く、今でも大きな問題として認証されていない一方、個人の思考でオーガニック製品を使う人やオーガニックソイキャンドルを使う人などが増えてきている傾向にあります。「今は大丈夫」多くの人が思うでしょう。きっと全ての環境問題の初期段階も同じ考えだったと思います。想像できますか?剥がれ落ちたワックスを魚が食べ、それを私たちが食べるということ。

関連記事:【サーフワックスの次の可能性】使用済みワックスを使用したエコなアロマキャンドル



自然にも体にも優しいナチュラルサーフワックス『Good Surf Wax』

ナチュラルサーフワックスでECO FRIENDLYに

多くの国からナチュラル・オーガニックワックス商品が生まれてきています。製法としてはいたってシンプルで手作りしている人もいるでしょう、しかし配合の難しさや温度管理など実際に使用してみるとツルツル滑ってしまうなど、そう簡単ではないのが現状。私が最近出会ったオーストラリアのクイーンズランド州 ヌーサから発信されている『Good Surf Wax』というブランド。なぜここで紹介するかというと、上記と同じ思考をコンセプトにファームとも連携した本物のECO FRIENDLYな集団だからです。

“Most surf wax, one of simplest, most crucial ingredients in the surf bliss equation, is made from a petrochemical base. Meaning? That although you can’t see it, it breaks down into tiny particles, and seeps into the water and the food chain. A fish full of petrochemicals is a dead fish. Ditto for anything that eats it.”

『ほとんどのワックスには石油化学製品が使われている。何が問題かって?それはあなたには見えないということ。水中に漂い、その死んだ魚はたくさんの石油化学製品を取り込んでいる。』

そして彼らはこの考えを元にソフトとハードの2種類だけを製造しています。原料はシンプルにもオーガニックココナッツオイル、ミツロウ。そして使用しているカップも自然へ配慮された原料の製品。私たち人体への影響を考えるのはもちろんですが、地球と私たちと共に生きている全ての生命体への配慮も決して忘れてはいけません。小さなことから少しづつ。

▼Good Surf Waxの配信している動画もぜひチェック▼



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この記事を書いたライター

megumi

自然と海をこよなく愛し、yoga講師としてニュージーランド最南端の街に移住。サーフィンとヨガ、どこか似ている感覚の両視点から感じたことを発信していきます。
・Instagram→@aug.meg