シングルフィン・ロングボードの本質に迫る竹井達男による写真集『AUTHENTIC WAVE』
ライター: WAVAL
写真集を出す夢の実現に向け、情熱を傾ける対象にお金を回すため、苦難の多いヴァンライフ(車中生活)を選択してきた。そこで世の中の在り方を目の当たりにし、謙虚でいることの重要性を痛感した。閉ざされた空間での暮らしは様々な難題がつきまとう。だがそれらと向き合うだけの価値がそこにはあった…
シングルフィン・ロングボードの本質に迫る写真集『AUTHENTIC WAVE』
映画『ビッグ・ウェンズデー』『エンドレス・サマー』そしてその時代のファッションやサーフカルチャーに魅了された写真家 竹井達男。ロングボードの聖地カリフォルニアで20年におよぶ歳月をかけて完成させたの渾身の1冊がこの『AUTHENTIC WAVE(オーセンティック・ウェーブ)』だ。
著者 竹井達男がアナログフィルムとそのフィルム撮影にマッチするビンテージカメラ&レンズにこだわり、デジタル映像という大きなうねりに翻弄されながらもひたすらアナログ撮影を不器用に追い求めていたのは竹井の憧れである1960年代のシングルフィン、ロングボードとその時代のサーフカルチャーにあった。
タイトルの『AUTHENTIC WAVE/オーセンティック・ウェーブ』は竹井達男が考えた造語で『美しい波』『肩のこらない心地よい波』というロングボーダーにとって”最高の波”を意味している。
ジョエル・チューダーとの出会い。どれも乗ってみたくなるタイラー・ウォーレンのサーフボードコレクション…。
AUTHENTIC WAVE
Surf Photography by Tatsuo Takei
4/16 発売
サイズ:285mm x 255mm/224 ページ
価格:¥6,912 (税込)
出版社:Bueno!Books
ジョエル・チューダー. May 1999.
・サーフフォトグラファー 竹井達男について
1972年大阪生まれ。1996年、2度目の渡米のときにカリフォルニア州サンディエゴの大学で写真を先行。同年に同年にアメリカのフォトグラファーリロイ・グラニスに出会い、師事する。ジョエル・チューダーやトーマス・キャンベルと交流を深めつつアナログフィルム、ビンテージカメラ&レンズの組み合わせでトラディショナルなロングボードの撮影をトライしはじめる。1999年、写真学科卒業後はフリーのサーフフォトグラファーとして活動。当初白黒写真は相手にされなかったが時が経つとともにアメリカの若い世代を中心にアナログフィルムの芸術性の理解や共感が広まる。2014年にタイラー・ウォーレン主題の短編映画『WET DEAM』を発表するなど活躍の場を広げ、現在アメリカの若いクリエイター達に影響を与えている。またボランティア活動や地元の子供を対象にロングボードやアナログフィルムの勉強会も積極的に行い、南カリフォルニアの地元コミュニティに根を張った生活をしている。
1972年/大阪生まれ
1993年/渡米
1997年/サーフィン写真家としてジョエル・チューダーやトーマス・キャンベルらと交流を深める
2014年/タイラー・ウォーレン主演ムービー「WET DREAM」を発表し一躍注目を集める
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
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この記事を書いたライター
WAVAL
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