ケリー・スレーターが自然環境 破壊問題について警告「誰か1人のせいでなく、全て僕たち全員の問題だ」

ライター: Nachos

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キレイな海のためにポジティブを広げよう!
バリ島 パンダワ

初心者から上級者までサーファーに人気のインドネシアのバリ島。寒い冬を抜け出してバリにサーフトリップ!という人も多いのではないのでしょうか?バリ島は年中暖かく、その中で乾季と雨季に別れており、今時期のバリは雨季(雨季といっても1日中、雨が降るわけではなくスコールと呼ばれる土砂降りの雨が日中や夜間に降ることが多い)の季節となります。

インドネシアのゴミ問題

常夏パラダイスの人気サーフトリップ先のバリですが、特に雨季の時期のバリは何年も前から深刻なゴミ問題がクローズアップされています。前日の夜に激しいスコールが降り続くと、次の日は海が大変なことになっていることが多く、特に西側のビーチには季節風の関係もあり毎日大量のゴミが流れ着いてしまいます。

キレイな海のためにポジティブを広げよう!

驚きの光景を目の当たりにした日

筆者が滞在中のある日、夕方のんびりしていると友人が、近くの海で思ったよりいい波割れてるからサンセット前に少しはいろうよ!と、西側の某ポイントへ。そして友人と沖へとパドルアウトしはじめた途端、ん?なにかおかしい…。周りを見渡すと海の中はゴミだらけ。

アウトへパドルするたびにビニールの袋やプラスチックがありえないくらい容赦なくひっかかってくる…。アウトの向こうにまで見えるゴミ。あまりのひどさに1本乗って上がってしまいました。海から上がりながらプラスチックを拾ってみたが、全然追いつかない。むしろこれだけのゴミの量を私達数人がきっと拾っても拾ってもきっと変わらないだろう。(それでも拾って上がったのですが。)

周りを見回してみると同じくゴミにうんざりして上がっていた人たちの姿もありました。次の日、私のSNSを見た別の友人からあのポイントは今ほんとにゴミが多いから入らないほうがいいよ!とメッセージがきたくらいでした。海が汚くてサーフィン出来ないなんて何とも悲しい現実。

キレイな海のために
チャングー BALI’S BIGGEST CLEAN-UP

BALI’S BIGGEST CLEAN-UPへの参加

そういった事態に直面しながらもこの旅の中、環境問題に取り組んでいる人たちの存在を知ることができました。ちょうど滞在中、バリ島のいろんな地区で一斉ビーチクリーンイベント『BALI’S BIGGEST CLEAN-UP』が行われるということを教えてもらい参加することに。

最初はいきなり隣でゴミを拾いだしたアジア人の私に少しとまどっていた子供達も途中からはゴミ袋一緒にいれようと寄ってきてくれました。日本のみんなにも伝わるといいなっと言っていたのが印象的で、綺麗な海で地球で遊ばさせてもらっていることの大切さを再確認できた気がします。

キレイな海のために
ビーチクリーンをする子供たち

ケリー・スレーター 自然環境破壊についてのメッセージ

またインドネシアだけでなく世界中で広がりつつあるゴミ問題。サーフィン界の神様ケリースレーターもゴミによる海の地球への自然破壊への問題を訴えています。

・Outerknown『It’s Not OK』和訳—

「海は僕の人生、サーフィン全てを与えてくれた。海を通じて様々な人に出会わせてくれた。この30数年間様々な場所を旅をして、海が出会わせてくれた人々は、友情、スピリチュアリティ、そして僕の人生の方向性を示してくれる。

僕は時々考えるんだ。全ての生き物、動物が、私たち人間が地球に接しているようにしたら、同じようにゴミを出してらどうなってしまうんだろう?って。考えただけでゾッとする。

カリフォルニアの秋から冬にかけての最初の雨。あんなひどい雨の後にサーフィンしたらみんな病気になってしまうんだ。数年前マリブでサーフィンした時すごく大きなスウェルと同時に汚水が海に流れこみ、僕も病気になったし、その時一緒にサーフィンしていた友人4人もみんな病気になった。耳や目の感染症になるのはよくある事だし、何度も訪れているバリでもたくさんのゴミをよく見る。

僕たちの海は1つしかない。海は巨大な水の繋がりなんだ。風やカレントに乗ってゴミは様々な場所へ流れていくけれど、水中にある水銀やゴミを食べているのは魚で、結局それは私たちの元へ戻ってくる。最終的には気付かなきゃダメなんだ。今のままじゃなくて変化しなければいけない。海は地球の75%を占めているっていうけど海は何マイルもの深さがあるからもっとだ。僕たちはそれを全て汚している。本当に恐ろしいことだと思わない?でもこうなったのは理由がある。

これは誰か1人のせいじゃない。全て僕たち全員の問題だ。知らないままにするのはokじゃない。自然界を破壊するのはokじゃない。」

地球全体の問題

このケリーのメッセージから、目の当たりにしたバリだけではなく、地球全体の問題なんだということが再確認できます。綺麗な海で地球で遊ぶために何ができるか。1人1人が小さな事からでも気付き、行動し、そこから意識が広がって行けば良いですよね。


"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

Nachos

Nachos

海の近くで育ちボディーボードに魅了され今ではボディーボードに限らずいろんな板を楽しみながらフリーランスエディターとして活動中。ビーチライフを楽しみながらボードを片手に旅に出る。そして旅好き、Bikini好きが高じて海外Swimwearなどのデザインも手掛けるように。 最近ではサーフガールやシングルフィンを優雅に乗るロガーなどクローズアップした水中写真含め Saltybabephotographer (水中サーフカメラマン) として国内外で奮闘中
・Instagram→@nachos.san