プロロングボーダー 吉川広夏 流のサーフィン上達方法

ライター: 吉川 広夏

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吉川”ピロタン”広夏 コンテスト戦歴

プロロングボーダーの吉川広夏(よしかわ ひろか)です。普段ピロタンという愛称で呼ばれる事の方が多く、実は名前で呼ばれるとドキッとしてしまうくらい。既に知っている方はピロタンって何?名前の由来って?ミドルネーム?色々聞かれますが、生まれてすぐの時に母がヒロカを呼びやすいように”ピロタン”と呼び始めたのがキッカケです。ピロタン歴も今年で26年目(笑)。海で見かけたらピロタンと呼んで下さい!

私は現在プロロングボーダーとして活動しながら良い波を求めて旅をする日々を送っています。2009-2011年に全日本サーフィン選手権大会(NSA)で3年連続でWomen’sロングボードのチャンピオンになりました。その後2012年にプロに転向し、こちらも2014-2016年3年連続で、JPSAロングボードグランドチャンピオンになることができたのです。2012年にはWSL世界ランキング5位を獲得。簡単に言うと、10年近くサーフィンのコンテストに出場してきたという事です。

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なぜロングボードなのか?女性でも楽しく波乗りできる上達方法

近年オリンピックやショートボードの若手サーファーが増えて盛り上がる一方で、なぜ自分はロングボードなのか。元々ロングボードのプロサーファーだった父と、ロングボーダーの母の影響で私も自然とロングボードを始めました。

3メートル近いサーフボードは女性にとって重い、大きすぎる、動かないというイメージもあるかもしれませんが、コツが分かれば無理な力を使わなくても楽しくロングボードに乗ることができます。小波やパワーの無い波のコンディションが多い日本の波で楽しめるロングボードの魅力や、女性でも楽しく波乗りできる上達方法をWAVALではお伝えしていきたいと思います。

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サーフィンと離れた中学生生活

私はサーフィン一家に生まれましたが、本格的にサーフィンを始めたのは中学3年生(15歳)の夏。部活動を引退した後から。小学生の頃は水泳、ミニバスケットボール、中学生の頃はソフトテニス部に入部し厳しい指導を受けながらサーフィンとは離れた生活をしていました。

海の近くに住みサーフィンがしたい気持ちは強かったけれど、部活動の休みはなく海に行けるのは1年の内に数える程度。自由に海で楽しむサーファー達が心底羨ましかったのを覚えています。テニスが好きだったのと部活動の厳しさの中で仲間達との絆が生まれた事で最後まで諦めずに部活を続ける事ができました。

サーフィン以外のスポーツから得られたこと

・人一倍の努力

・プレッシャーに打ち勝つ心

・自分を信じて演技する気持ち

技術面だけでは勝つことができないサーフィンのコンテスト。海の状況を把握する視野の広さ、他の選手が良い演技をしても、惑わされずに自分も良い波を掴み最高の演技をしなくてはいけません。その後のサーフィンのコンテストの勝利は、この学生時代の部活動での経験が基礎となり今でも自分を支えてくれています。普段の努力が自らの自信に繋がり、ピンチの状態でもプレッシャーに負けず、最後まで諦めず自分を信じて演技できるようになりました。

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サーフィン歴2年で全日本チャンピオンに。上達するための3つのマインド

部活を引退し15才から本格的にサーフィンを開始。短期間でサーフィンの練習に費やした時間は他の選手には負けないくらいの自信がありました。周りは幼い頃からサーフィンをしている選手やベテランの選手が多く、コンテストに出場し始めた頃は初戦敗退がほとんどでした。同時期に父がプロを引退してコーチングも受け始め、通学前や放課後、休日、短時間でもサーフィンする日々を過ごしました。

・サーフィンが好き

・上手くなりたい

・波乗りを楽しむ

とてもシンプルですが、この純粋なサーフィンに対する気持ちがあれば多くの方が上達への道を歩めると思います。この3つの気持ちを持って夢中でサーフィンしていたこともあり、良くも悪くも様々なコンディションでも海に入っていた事がコンテストで生かされ、学生時代に通学前や放課後に短時間でサーフィンしていた事が、自然とコンテストでの短い時間での良い演技をする事に繋がり、短い期間ながら全日本の舞台でチャンピオンへ輝きました。コンテストでは様々な波での経験と短時間での集中力、自信を持って演技することがとても重要だと思っています。

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カテゴリーに捉われず、様々なサーフボードで様々な波に乗る

父がシェイパーという環境の中、普段から様々な長さと種類のサーフボードに乗る事が多くありあす。コンテストに出場するのはロングボードですが、フリーサーフィンではショートやミッドレングスの長さのものや、ツインやシングル、トライなどのフィン設定で全く違う乗り味を楽しみます。またハンドプレーンを使ったボディーサーフィン、パイポ、SUP、フィンレスなど種類にこだわらずその時の波で1番自分が楽しく波に乗れる方法で楽しむ事にフォーカスしています。

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どんな形であっても楽しむ事ができれば幸せな気持ちになるのが波乗りの魅力。小波だから、人が多いから、オンショアだから。。苦手なコンディションでもいつもと違う道具を使う事で、波乗りの楽しさの可能性は大きく広がっていきます。

そんな様々な視点で波を感じて楽しむこともサーフィンの上達に繋がっていて、上からの視点で波を見ることが多いロングボードやショートボード。逆にボディサーフィンであれば波の下側や、よりブレイクしている波に近い所での視点で波乗りができます。

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自由なサーフィンを形にこだわらず楽しむことで、より充実したサーフィンライフを送っていきたいと思っています。皆様にも是非オススメしたいスタイルです。

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この記事を書いたライター

吉川 広夏

吉川 広夏

吉川広夏(よしかわ ひろか)2014-2016年、3年連続JPSAロングボードプロチャンピオン。WSL世界ランキング最高5位。ニックネームはピロタン。千葉・御宿を拠点に1年の半分近くを海外で過ごし、コンテストを転戦しながら波を求めて旅をする日々。自身のノーズライディングを評価され国内外のシングルフィンコンテストに招待されるようになる。シェイパーの父を持ち、ロングボードにこだわらず様々な種類のサーフボードに乗り波乗りの楽しさを追求している。
・Instagram→@hirokayoshikawa88