『誰も知ってる人のいない土地へ』世界の旅人を沈没させるバイロンベイの魅力とは

ライター: hikaru

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世界各地の旅人を沈没させているバイロンベイの魅力とは

オーストラリア バイロンベイの朝は早い。まだ薄暗いうちからランニングする人、犬の散歩する人、そしてサーフボード片手にビーチに向かう人。自由なライフスタイルとはなにかと自分に聞いてみる。そもそも自由って何?僕は未だにそのことを考えれば考えるほどわからなくなる。子供の頃のような毎日が刺激であふれていた日々はもう帰ってこないのだろうか?みんなはどうだろうか?

刺激を求めて旅を始めて7年があっという間に過ぎ、日本各地、アジア、ヨーロッパ、そしてオーストラリア。極度の飽き性の僕が1年以上滞在し、未だにぶっ飛べる土地。世界各地の旅人を沈没させているバイロンベイの魅力とは一体なんなのか?

・バイロンベイに点在する多くのサーフポイント—

さあ今日は週末、仕事は休みだ。波はどうだろうか?風は?どのフィンを使おうか?そんなことを考えるのはサーファーだけだ。バイロンにはたくさんのサーフビーチが点在する。サーフポイントはその日のコンディション、フィーリングに合わせて選べばいい。メローでゆったりとした雰囲気がすきならWatagoes。全てのレベル、ロング、ショート問わずに楽しめるThe pass。人混みを避けたいならBroken Head。そのほかシークレットビーチも多数点在し、ポイント選びから楽しめる。

とある日…久々に波が立ったこともあり、Watagoes(ウォートゴス)をチョイス。天気は快晴。水は透き通り、魚たちが気持ちよさそうに泳いでいるのが見える。結局3時間程のサーフ。波自体は西からの風を食らってしまいたいしてよくはなかった。一休みしていると携帯に着信あり。サーフ仲間のyoからだ。『サーフしようぜ』とのお誘いだ。引き上げようとしていたけどこの手の誘いの答えはいつもyesだ。第2ラウンドはコンディションが午後になって上がってきていたpassに決定し、ウェットスーツにもう一度着替える。サイズは2〜3ftの小波だが、メローで形のいい波がブレイクしていた。風はほぼ無風だ。今日がサーフデビューのyoの彼女miaにはぴったりのコンディションだ。

・好きなことだけやって人生を終えたい—

結局また3時間ほどサーフして空腹が限界をむかえ、今日のセッションは終了。気の合った仲間と素敵な時間を共有してる時の時間の流れはとても早い。まるで子供の頃、夢中で砂の城を作ってる時のような、なんのしがらみもない平和な時間。僕達はまたあの場所に戻れるんだ。波とバイロンベイの土地の力を借りて。もしかしたら皆は現実逃避の中二病というかもしれないが、僕はそれでいいと思う。好きなことだけやって人生を終えたい。気持ちのE〜ことが大好き。そんなことをいつも考えている人が、ここバイロンベイにはたくさん住んでる。

・誰も知ってる人のいない土地へ—

僕がこの街に取り憑かれた大きな理由だ。僕は東京の渋谷という大都会で生まれ育った。今でも故郷はやっぱり渋谷だ。でも僕はそこでは自分を見出せなかった。逆に、都会で自分を見出して活躍している人がたくさんいるのも知っている。人それぞれだろうけど、日本で悶々とした日々を送ってる人がいたら僕は彼らに伝えたい。是非一度行ったことのないところへ、誰も知ってる人のいない土地へ行ってみてはどうだろうか?

例えばだが、僕は今ワーキンホリデー制度を利用してオーストラリアに滞在している。このビザの保持者は1年間この国で働くことができるし、政府が指定しているエリアで約3ヶ月間、農業や酪農などの第一次産業をこなせば、1年間のビザ延長の資格を得ることができる。トータル2年。合法的に働くことができる素敵なビザだ。

ちなみに、ワーキンホリデーで2年間滞在できる国はオーストラリアだけだ。海外生活を考えている人、ブロンドヘアレディーと仲良くしたい人、サーフィン武者修行したい人、などなど18歳〜30歳のぶっ飛びたい人必見のシステムだ。

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

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この記事を書いたライター

hikaru

約、七年間の放浪生活の末、たどり着いた場所はオーストラリア最東端の小さな街、バイロンベイ。バイロンベイのローカルカルチャー、おすすめ情報などを配信予定です。