『プロロングボーダー池田千晶』女性がより楽しくサーフィンするために
ライター: T.kazu
Rider:Chaki Ikeda
Photo:Kaoru Fujimoto
女性サーファーへ。
サーフィンの楽しみ方は多種多彩。特に女性だからこその楽しみについて、優雅なノーズライディングを魅せてくれるスタイリッシュライダー 池田千晶(いけだ ちあき)さんにインタビューしました。あなたのサーフィンがもっと楽しくなることを願っています。
Who’s 池田千晶
東京都出身、ホームブレイクは鵠沼。JPSAツアーに参戦しながら湘南 辻堂にあるTHE SUNS湘南モールフィル店に勤務。ヌーサフェスティバルも制覇し、ますますサーフィンに円熟さも増して磨きがかかっているプロロングボーダー。
-2012 シングルフィンオールスターズ オールスターズクラス優勝
-2013 アロハガールズカップ4位
-2014 オーストラリア ヌーサフェスティバルシニアクラス優勝
-2014 ムラサキPARCOカップ 準優勝
-2015 JPSA公認プロ合格
-2016 JPSA ムラサキプロ @バリ島 5位入賞
-2017 オーストラリア ヌーサフェスティバル35oクラス準優勝
T: 筆者 C: 千晶pro
T: 千晶さんは普段おっとりした雰囲気ですけど、ノーズは「ガシッ」と攻めるからそのギャップに驚きました。サーフィンを始めたのはいつですか?また、きっかけは?
C: 大学時代です。友達の影響とそれまでスポーツの経験はほとんどありませんでしたが「何かに熱中したい!と思って始めました。
T: スポーツの経験はほとんどなしで、大学生からスタート?
C:はい、多くのプロサーファーはスポーツ経験者や子供の頃からサーフィンを始めます。その人達と比べると、私は特殊かもしれません(笑)
T: 千晶さんがサーフィンの魅力にどっぷりはまった理由は何ですか?
C: 自然の中で自分が凄くリラックスできたことですね。
T: 何かに熱中したいと始めたサーフィンがいつしかプロへ…プロを目指した理由は?
C: ムラサキスポーツで働くことを通じてサーフィンがもっと好きになり「サーフシーンを盛り上げたい!」と思ったからです。
T: JPSA ロングボード(女子)のプロツアーは2009年度からスタートしたと記憶しています。千晶さんはプロになるまでかなり苦労したとお聞きしました。
C: はい、そうですね。今でこそ言えますが、当時はメンタル的に苦し過ぎましたね。JPSAのHPを見るのが怖かったし、拒否反応のような感じもありました。でも、負けても応援し続けてくれた温かい周りの方のサポートと自分の可能性を信じることでプロになることができました。プロになれて良かったです!
T: サーフィンを続けていて良かったことを教えて下さい。
C: サーフィンを続けてきて本当に良いことばかりなんです。あげるなら…
1. 初めて見るような美しい景色の中にいれる時間がある。
2. 美味しい食べ物、新たな人との出会い、サーフィンの練習…目標を持っていろんな場所へ行けること。
3. サーフィンを上達するのためのストレッチやサーフフォトクリニック(カメラマンによるライディングの分析)など面白い提案をしてくれる人に出会えたこと。
4. あとは自然と笑顔になれることですね。
私のスクールの生徒さんからは以下のようなご意見を頂きます。
「年齢に関係なく自分にできることが増える。」
「リフレッシュできるし、痩せる!」
「仲間の輪が広がる。無心になれる。」
「地上では得られない感覚を得られる。」
T: 現在、千晶さんは定期的に女性サーファー限定イベントを開催しています。女性限定にする理由は?
C: 「他のサーファーのライディングを邪魔したらどうしよう?」女性は海の中でも空気を読むというか…気遣いが出来過ぎてしまう方もいらっしゃいます。私はそのような女性サーファーを応援したいし、女性サーファー同士の輪を広げて欲しいので女性限定のイベントを開催しています。やはり、かわいい女性サーファーがたくさんいたら、海は華やかになりますしね。
T: 女性サーファーがサーフィンをもっと上手くなるためのポイントは?
C: 無理なく楽しむ!女性はライディングで力が入ってしまう方も多いのでもっとリラックスしたり…。あとは、上手い人と一緒に入って良いところを吸収することでしょうか。
T: 女性サーファーだからこそ「良かったな~。」と思えることや、楽しみ等あれば教えて下さい。
C: 旅行と夜のガールズトーク(笑)。女子サーファーは年齢関係なく気軽に情報交換できるのも魅力ですね。あとはウエットスーツや海用のファションを楽しめることです。ウエットスーツは可愛い柄やカットも多く、自分の雰囲気に合ったものを選ぶと◎。例えば私は今、シェルのアクセサリーやネイルにもはまっています。普段の服はシンプルなのでその中にちらっと海を感じられるものを身に着けることで、普段の生活を楽しんでいます。
T: JPSAは残り2戦で千晶さんは現在13位。残り2戦の目標を教えて下さい。
C: ロングボード(男子)2002年度グランドチャンピオン 河村正美(かわむら まさみ)さんのコーチングをうけ、ライディングの組み立て方や点数の作り方のアドバイスを貰い自信がついてきました。上位入賞を狙います!
T: 最後に女性サーファーへメッセージをお願いします。
C: サーフィンは楽しみながら健康美を得られます。一緒にサーフィンしましょ♡
T: 千晶さん、ありがとうございました!
インタビューでは『自然』と言うキーワードが多く「自然体がとっても好きなんだな~。」といった印象をうけました。それが千晶さんの凛としたサーフィンとのほほんとした雰囲気に繋がっているのかなと感じました。千晶さんは神奈川県藤沢市鵠沼海岸でサーフスクールを開講しているので、女性サーファーに凄くおススメですよ。JPSAロングボード(女子)は残り2戦。お近くの方は是非、現地で応援して下さい。
池田千晶(いけだ ちあき)
Photo:Nanae Miura
現在は、湘南 辻堂にあるTHE SUNS湘南モールフィル店に勤務する傍らサーフィンスクールも開催しているので、サーフィンのことは小さなことでも何でも相談してくださいませ。(スクール詳細はHPをご覧ください)
スポンサー
THE SUNS、DOVE、RIKKA、西川リビング、fruition、Feelings、surf8、X-girl、mermaidandguys
ホームページ:http://chiaki-longboarding.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/chiaki_inst/
"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)
「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>
この記事を書いたライター
T.kazu
【Make your life more comfy】をテーマに管理栄養士・スポーツトレーナー・ピラティスのハイブリットな技術で、一般~スポーツ愛好家の方までの身体作りをサポート!湘南にて日々、奮闘中。 健康相談はお気軽にどうぞ:http://comfy.studio