オリンピックサーフィン会場は千葉県一宮 釣ヶ崎海岸(志田下)に決定
ライター: SurfingKids
2016年8月に東京五輪オリンピックで正式に追加種目に採用決定したサーフィン。スイスで開かれているIOC(国際オリンピック委員会)の理事会で、オリンピックのサーフィン会場は千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸(通称:志田下)に決定しました!(関連記事:サーフィンが2020年東京オリンピック正式に追加種目に決定!スケボーも)
・日本のサーフィン道場として有名な「志田下ポイント」。2016年は国内最大級のサーフィンイベントJPSA最終戦の他、国際サーフィンイベントWSL QS6,000『IchinomiyaChibaOpen』もここで行われている。
出典元: WSL
波質や国内及び国際大会の実績が数多くあることなどが一宮町が選ばれた理由などとみられている模様。志田下は九十九里浜に位置し、都心から車で1時間程度とアクセスも良い。千葉県一宮町出身はサーフィンするにはとても良い環境でプロサーファーには全米オープン2015で日本選手初の優勝を飾った大原 洋人選手や、国内外で活躍中の稲葉 玲王選手、田中 英義選手達が生まれ育った町であり、JPSA2016グランドチャンピオンの加藤 嵐選手も千葉で育っています。千葉一宮はサーフィンでの訪問客や移住者も多いサーフタウンなのです。(関連記事:【日本人初の快挙!】大原洋人、終了間際の大逆転優勝QS10,000)
・都心からのアクセスが良く、波質も良い千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸(通称:志田下)
またサーフィンを含む8月に採用が決まった5つの追加種目の競技会場を提案した結果、提案通り野球・ソフトボールは「横浜スタジアム」、空手は「日本武道館」、スケートボードとスポーツクライミングは東京お台場の仮設施設「青海アーバンスポーツ会場」となることが提案通り承認を通過しました。
一宮町では今後の課題もあるようで、駐車場、宿泊施設、最寄駅、直通の高速道路等の増設整備…オリンピック後も使われる設備でないといけません。しかしこれが良い機会となりサーフィンと町の発展に繋がることでしょう!こちらは以前、一宮町オリンピック招致の際に使用された”一宮町役場まちづくり推進課”による動画です。今後の展開が楽しみですね。
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この記事を書いたライター
SurfingKids
AD Agentを経て独立。紆余曲折ありつつも、現在は会社経営をしながら投資家として活動。コンテストサーフィン観戦が趣味の1つです。
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