拾ったビーチグラスが地域通貨に?湘南から広がるビーチマネーとは

ライター: Mg

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ビーチマネー

ビーチクリーンへの取り組みがその仕組みに。ビーチマネーとは

ビーチクリーンを行い、拾ったビーチグラスがお駄賃に。

最初はビーチクリーンに行けないから代わりに行ってきて、お礼を渡すというシンプルなやり取りから始まったこのシステム。ビーチマネーはビーチクリーンで拾ったビーチグラスが加盟店で通貨として使用できるユニークな仕組みです。

この取り組みは湘南でのふとした日常会話から発祥、この小さかったはずの会話は現在では日本国内ですと北は宮城(仙台)、南は鹿児島、海外ではハワイなどにまで広がっています。海を大切にしたいと想う人々でなりたちサーフショップはもちろんカフェやゲストハウス、雑貨屋さん、飲食店、と参加団体も多様です。

海に関わる人は海への感謝と恩返ししたい気持ちが常にあるので当然の流れといえばそのような気もしますし、ただこの「小さな力がやがて大きな力になる」というのは、形は違えど「水面に石を投げたら波紋が広がる」だとか、「どこかで風が吹いたから今ここにこの波が届いている」というのにもまさに通じるものがあります。大なり小なり、ムーブメントはこうして一見些細かに思えるところから起こっていくのですね。

ビーチグラス(シーグラス)とは

サーファーもよくするビーチクリーンで、浜によってはビーチグラスを拾うことがあります。ビーチグラスは瓶やガラスの破片が波や砂にもまれ時間をかけて角が丸まり、表面がすりガラス状の独特の風合いを出したものです。海モチーフのアートやオブジェ、アクセサリーなどに使用する人もいます。

ビーチマネー

参加方法

ごみ拾いをしながらビーチグラスを探すのがビーチマネーのシステムです。目的が1人でも多くの人が海に行ってビーチクリーンをすることであってお金儲けのためではないですが、古い時代でいうところの物々交換に似ています。拾ったビーチグラスを加盟店に持って行き、クーポン券と同じように出す、加盟店では色合いや個数に応じて通貨として扱ってくれるというものです。

ビーチマネーについての説明動画

1:40~ビーチマネーの正しい使い方

1.まずは海へ

2.ごみをひろう

3.ごみを捨てる

4.加盟店へ行く

5.いよいよビーチグラスが通貨に

加盟店では入り口とレジの2カ所にこのステッカーが貼ってあります。
ビーチマネー

注意事項
ビーチマネー

見返りを求めてビーチクリーンをするのではありませんね。それでもゴミ拾いをして実際に何か得る、知らない人同士がお互いに気持ちを交換できる機会は、シンプルながら新鮮です。

説明中にはごみはごみ箱へ、とありますがごみ箱設置のないビーチもありますのでその際は持ち帰りましょう。

ビーチマネーに利用できるビーチグラス

お金儲けが目的なのでなく「ビーチクリーン」に付随するこのビーチマネー。拾ったビーチグラスは、どこかの辺が3cmを超えていることでビーチマネーとして成り立ちます。また痛みを感じない程度に丸まっているものが通貨となります。色の珍しいものは高価な部類の扱いになっていて、よくある茶色、白は30円分の価値となり、珍しさによって最高1個200円と同等の価値になります。詳しいことは持ちこんだショップによって決められます。1回の利用で最高300円まで。ひと月に同じお店で1人300円までの利用となっています。

beach_money

条件を満たさない小さなものはせっかくですから持ち帰って工作か飾りかにでも利用してみましょう。かわいいですし。

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●ビーチグラスのボウルを作ってみる▶
シーグラスボウル

GOTTA DIY

ビーチクリーンの対価

ビーチグラスがビーチマネーとして利用されるのは「ビーチグラス=ごみ」として成り立っているケースです。ビーチグラスも市販されている場合がありますが、ビーチマネーの加盟店で使うものは市販されているものは対象ではありません。

ビーチマネーとなるのはあくまでビーチクリーンの対価で、ビーチグラスを通じて、きれいな海を願う善意が交換される行為であることを忘れないようにしましょう。

誰もが気軽に参加でき、気持ち良さが循環する取り組み、ビーチマネー。賛同するショップや施設はサポーターとして随時募集されていますし、これから各地にもっと広がっていくとおもしろいですね。

ビーチマネー11


ビーチマネーが使える場所はこちら▶BEACH MONEY ビーチマネーショップ(加盟店)一覧

売り上げの一部がビーチマネーに寄付される仕組み…湘南生まれの地球と人に優しい洗濯用洗剤 All things in Nature(オールシングズ・イン・ネイチャー)

記事参考・画像元:
BEACH MONEY 海の環境を守る地域通貨

※「ビーチマネー」は野外の環境教育に取り組む任意団体エコサーファーの登録商標です。
エコ サーファー

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この記事を書いたライター

Mg

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海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。