ビッグウェイバー『アロン・ゴールド』ワイプアウトから一命を取り留める

ライター: Mg

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

aaron_gold_survived_heaviest_wipeout

ザ・エディ招待選手すら不可避のヘビーワイプアウト。危機一発で救出される

ベンジ・ブランドアロン・ゴールドについて自身のInstagramにアップ。『親しい友人が今朝ビッグウェーブでワイプアウトした』。 Benji Brand Instagram

my brother@therealaarongold had a heavy wipeout this morning at cloudbreak, got a two wave hold down, and then blacked out unconcious underwater for 2 mins. Currently in the hospital checking the amount of water in his lungs. He wouldn’t be alive without @ukfijigrabbing him with the ski or@healeywaterops resuscitating him. God bless you guys. Thank you Lord for being with Aaron. Please keep praying.

ベンジ・ブランドInstagramより


現地時間5月22日の早朝、巨大なスウェルが来ていたフィジーで起こりました。場所はWCTで次戦を控えているナモツ島(画像にはナモチュと記載)のほど近く、タバルア島(画像ではタバルーアと記載)のポイント、クラウドブレイクです。余談ながら日本とフィジーとの時間差は、フィジーの方が3時間進んでいます。

aaron_gold_survived_heaviest_wipeout
Google Maps

ベンジ・ブランドによると事故が起こったのはハワイアンで筋金入りのビッグウェイバー、アロン・ゴールド。アロン・ゴールドは12~13歳からワイメアのビッグウェーブにチャージしており、先日もピアヒのビッグウェーブをメイク、栄誉あるTHE EDDIEへの招待歴もある腕前のサーファーです。

クラウドブレイクにおいてアロン・ゴールドがヘビーなワイプアウトをしました。巨大な波に打ち付けられたためにすでに意識はなく、そこへ追い打ちをかけるように続く大波。非常に危険な状態で浮かび上がってこなかった時間は2分間という長い時間でした。オーストラリアで海軍をしていたフィジー生まれのUri Kuropはアロン・ゴールドを見つけるとその身体を引き上げてジェットスキーに乗せて救出します。マーク・ヒーリー(Mark Healey) の乗る船に向かうと、Mark HealeyがCPR(心肺蘇生法。CardioPulmonary Resuscitation:CPR)を施し、この2人の働きによって幸運にもアロン・ゴールドは救助されます。

●マーク・ヒーリー関連記事:史上最悪のお化けセット(お掃除セット)をくらうサーファー達

CPRとは、呼吸が止まり心臓も動いていないと見られる人の救命でなんとか望みを繋ぐ補助方法。いかに危険な状態だったか。

海をよく知った猛者ですらこのような危険な状態になり得ます。たとえ素晴らしいビッグウェイバーとしてどんな経歴があろうともこの時、恐ろしいことに自力で助かる術はすでにほとんど0に近かったと言って良いでしょう。救助に当たったこの2人がいなければいまごろアロン・ゴールドは助かっておらず、このような場面では時に実力以外の運命的な何かを感じることがあります。

今回、友人であるベンジ・ブランドも自身のInstagramの中で言及していますが、海外で「神に感謝します」というような表現があり、その「神」という感覚は日本の文化では掴みづらいものかもしれませんが、まさにこうした人智を超えた部分のことでしょう。人間の能力で及ばない何か。単に幸運という言葉で済ませてしまって良いのか、言い換えればビッグウェーブにチャージするほどの精神の持ち主は強力な運も持ち合わせているのでしょう。

現在アロン・ゴールドは病院で治療を受けています。早期回復を願います。


Aaron Gold Instagram

"Catch The Funwave!" - WAVAL(ウェイバル)

「いいね!」してSNSでサーフィン情報をチェック >>

Facebook

Add this entry to Hatena Bookmark

この記事を書いたライター

Mg

Mg

海の街に暮らしています。 海をベースに、人と自然の交わるところで日常がより良くなるような情報を発信していきます。