[国内線] 飛行機に載せれるサーフボードのサイズは?
ライター: Akihiro Toriya
ゴールデンウィークや夏のホリデーシーズンにあわせてサーフトリップを計画している人も多いのではないでしょうか。
どんなに遠いサーフトリップでも、お気に入りのサーフボードを持参したい方も多いはず。
今回は、飛行機に搭乗の際に預けられるサーフボードのサイズを紹介します。
今回ご紹介するのは全日空(ANA)と日本航空(JAL)、スカイマーク(SKY)の国内線大手3社。
あなたのサーフボードは旅をいっしょに過ごせますか?
はじめに
- ・本情報は2016年4月20日時点の約款情報です。
- ・条件は予告なく変更となることがありますので、最終的に各航空会社にお問い合わせください。
- ・同一の航空会社でも、搭乗機の機材により以下に限らないケースがあります。
- ・運搬中のキズ・破損から守るため、サーフボードはハードケースに入れましょう。
- ・LCC(格安航空会社)はこれに限りません
全日空(ANA)
まず、航空会社に預ける荷物を「受託(じゅたく)手荷物」と呼び、機内に持ち込めない大きな荷物などを、一定の条件内で預かっていただけます。
全日空(ANA)の受託手荷物は「3辺の合計が203cm以内」というルールがあります。これは搭乗券に約束されている荷物のサイズで、必ず受託手荷物として預かってくれます。ただし、3辺とは「縦/横/幅」のことですが、とてもサーフボードが収まるサイズではありません。
ポイントなのは「必ず預かる」というところです。
この「必ず」を除けば、全日空(ANA)では最長300cm〜320cmのサーフボードを預かっていただけます。
搭乗機種の種類や機材、混在状況によって受け入れ状況が変わりますが、ロングボードの10フィート未満くらいまでは持っていけることになります。
なお、渡航日とフライト便が決まれば、全日空(ANA)のコールセンターで受託荷物のサイズ制限を確認できます。
さらには、チケット予約後(または予約時)に受託手荷物にサーフボードが含まれることを申告すると、搭乗手続きの際にスムーズになるとのこと。
また、混雑日には、搭乗手続きの先着順で荷物受付が優先されるそう。
「旅先でトライアスロンの大会がある」なんて時は、受託手荷物のスペースに空きがなく、預りを断られるケースも。
フライト当日は、サーフボードのためにも、すこし余裕のある搭乗手続きをすませましょう。
なお、サーフボードの受託手荷物は無料です。
(国際線は有料・別途規定あり)
日本航空(JAL)
受託手荷物は「50cm×60cm×120cm以内のもの」という約款がありますが、スポーツ用品は例外として、最長320cm以内のサーフボードを預かることができます。ハードケースのサイズも考慮する必要がありますが、10フィート未満のサイズであれば問題なさそう。
日本航空(JAL)は事前申告不要。
ただし混み合う時期(ホリデーシーズンや大会開催時など)は、荷物スペースの都合上、預かれないケースもある。全日空(ANA)同様に、早めに搭乗手続きをすませた人から、荷物を優先されます。
フライト当日は、サーフボードのためにも、すこし余裕のある搭乗手続きをすませましょう。
なお、日本航空(JAL)もサーフボードの受託手荷物は無料です。
(国際線は有料・別途規定あり)
注意が必要なのは、日本トランスオーシャン航空 (JTA) ・琉球エアーコミューター (RAC) 日本エアコミューター (JAC)といった運行子会社の小型航空機です。これらの機体によっては、サーフボードの制限サイズが「190cm」と小さくなります。
サーフボードで「6’2″フィート」くらいまでのサイズです。
離島行きのロングボーダーの方は注意が必要です。
スカイマーク(SKY)
受託手荷物は「50cm×60cm×120cm以内のもの」という約款がありますが、サーフボードなどの長尺物は、最大280cmまで預かることができます。ぴったりのケースに入れて、9フィートくらいが限界でしょうか。
スカイマークも他社同様に約款を超えるサイズは、混雑状況により断られる可能性もアリ。こちらも、搭乗手続きの先着順で優先されるそう。
なお、サーフボードの受託手荷物は無料です。
まとめ
▼全日空(ANA)
最長 300cm〜320cm(事前申告推奨) – およそ10フィート未満
▼日本航空(JAL)
最長 320cm / 小型機 190cm – およそ10フィート未満 / 小型機およそ6’2″フィート
▼スカイマーク(SKY)
最長 280cm – およそ9フィート
共通:通常の受託手荷物規定サイズ外となり、搭乗手続きの先着順となります。
充分な下調べと準備をして、お気に入りのサーフボードと旅にでましょう!
Have a good trip!
[Photo]佐賀県唐津市 – 立神サーフポイント
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