WCT初出場のカノア五十嵐が、0.01ポイント差で大逆転の初勝利
ライター: Micky-G
オーストラリア、ゴールドコーストのスナッパーロックスで行われているサーフィン世界大会WCTクイックシルバ・プロ・ゴールドコースト(Quiksilver Pro Gold Coast)」。
この日のコンディションはスナッパーにしてはけして良いとは言えないものの、サイズはセット頭オーバーほどのコンディション。ケリー・スレーター(アメリカ)がスチュアート・ケネディ(オーストラリア)に敗北するなどの波乱も起きた。
日本人の血を引くジャパニーズアメリカンとして初めてWCTサーファーとなったカノア五十嵐(関連記事:【カノア五十嵐のルーツ】ドキュメンタリー動画)。そのWCT初出場のカノア五十嵐がWSLで歴史的初勝利をあげた。
先日、彼にとって初のラウンドとなるラウンド1ではワールドツアーランキング上位の常連、タジ・バロウ、ジョシュ・カーに敗北。そしてこれで負けると終わりというラウンド2でキアヌ・アシン(ハワイ)を逆転の0.01ポイント差という僅差で初勝利を飾り、ラウンド3へラウンドアップ。私たちにとってもとても嬉しい勝利だ。
・試合終盤、ビハインドしているこの大事な場面で、巧妙なフローターでセクションを見事に繋ぐカノア五十嵐。この冷静なフローターの繋ぎが逆転へのキーアクションとなった。
試合終盤で見せた大逆転のライディングは7:04〜。次の対戦相手は強豪のジェレミー・フローレス(フランス)となる。日本からも応援しよう!▶︎
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大会結果はこちら:http://www.worldsurfleague.com
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この記事を書いたライター
Micky-G
趣味はグレイシー柔術、サーフィン。『サーフィンのことを、誰にでも分かり易く』独自視点で執筆、編集を行うサーフィンライター。